レディー・ガガ、米大統領就任式で国歌独唱が決定!「歴史的な就任を祝福できてとても光栄」

『アリー/スター誕生』で主演を務め、女優としても活躍している人気シンガーのレディー・ガガが、1月20日に行われる米国のジョー・バイデン次期大統領とカマラ・ハリス次期副大統領の就任式で国歌を独唱することが決定した。

▲レディー・ガガのインスタグラム(ladygaga)より

ガガは自身のインスタグラムで、「JOE(ジョー)」と中央にデザインされたシャツを着たフォトとともに、「1月20日に大統領就任式で国家を歌唱し、ジョー・バイデン氏とカマラ・ハリス氏の歴史的な就任を祝福できることをとても光栄に思います!」とコメントしている。

就任式では、ガガが国歌を歌い、人気シンガーのジェニファー・ロペスが音楽パフォーマンスを披露する。また、米メディア「Variety」によると、バイデン氏の大統領就任を記念した特別番組も放送される。同番組では、俳優のトム・ハンクスが司会を務め、シンガーのジョン・ボン・ジョヴィ、ジャスティン・ティンバーレイク、デミ・ロヴァートらが出演する予定だ。

民主党の支持を表明しているガガは、過去にはバイデン氏と共に性的暴力の被害者を支援する活動にも参加。昨年行われた大統領選挙では、バイデン氏の集会に出席しパフォーマンスを披露した。

▲ジョー・バイデン次期大統領(右)とハグをするレディー・ガガ(左)
レディー・ガガのインスタグラム(ladygaga)より

大統領選でバイデン氏の勝利が確実になったことを受け、ガガはインスタグラムに「ジョー・バイデン、カマラ・ハリス、そしてアメリカ国民へ、あなたたちは人類がこれまで見てきた中で最も素晴らしい思いやりと勇気ある行動の一つを起こしてくれました。大統領選で選出された新たな最高司令官と史上初の女性副大統領への愛しかありません」と喜びをつづっていた。

現在34歳のガガは、2008年にアルバム「ザ・フェイム」でデビュー。個性的なコスチュームと大胆なパフォーマンスで注目を集め、「ジャスト・ダンス」「ポーカー・フェイス」「バッド・ロマンス」「ボーン・ディス・ウェイ」などのヒット曲を連発し、ポップシンガーとして世界的な人気を誇る。

女優としては、『マチェーテ・キルズ』(2013)で映画初出演。ドラマ初出演となったTVシリーズ「アメリカン・ホラー・ストーリー」(2015〜2016)の演技で、ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(リミテッド・シリーズ/テレビ映画部門)に輝いた。ブラッドリー・クーパー監督による音楽ドラマ『アリー/スター誕生』(2018)では映画初主演を務め、アカデミー賞主演女優賞にノミネート、自身が書き下ろした同作の主題歌「シャロウ〜『アリー/スター誕生』愛のうた」でアカデミー賞歌曲賞を受賞した。