シュワ、娘婿クリス・プラットを“エヴァンス”呼び!?「お気に入りの義理の息子だよ!」

『ターミネーター』シリーズでおなじみのアーノルド・シュワルツェネッガーが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズなどで知られるクリス・プラットが主催したインスタグラムのライブ配信に出演。義理の息子であるクリスを、ハリウッド界の“別のクリス”の名前で呼んでしまう事態が起こった。

▲クリス・プラット(上)、アーノルド・シュワルツェネッガー(下)
クリス・プラットのインスタグラム(prattprattpratt)より

年末にチャリティ企画としてインスタグラムでライブ配信を行ったクリス。ゲストとして俳優のジェイミー・フォックス、ロバート・ダウニー・Jr.、トム・ホランド、ブライス・ダラス・ハワードらセレブたちを招待し、クリスにとって義理の父にあたるシュワも登場した。

クリスは、シュワの長女で作家のキャサリン・シュワルツェネッガーと2019年に結婚。昨年8月には夫婦にとって第1子となる女の子、ライラちゃんが誕生したばかりで、シュワにとっては初孫となる。

クリスから紹介を受けて登場したシュワは「ハロー、クリス・エヴァンス」と挨拶。クリスと同じMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の仲間で、キャプテン・アメリカ役でおなじみのクリス・エヴァンスの名前で呼びかけた。

ハリウッドの映画界では、クリス・ヘムズワース、クリス・パインといった複数の“クリス”が活躍しているが、義理の父にクリス・エヴァンスと間違われたクリスは大爆笑!シュワはカンペを準備して面白いオープニングを用意していたようで、ジョークだったのか、「最初から失敗しちゃったよ(笑)。カンペをよく見てなかった。ごめんよ。君の名前は知ってなきゃいけないよね。君は僕のお気に入りの義理の息子だからね!」とフォロー。クリスは「僕はあなたの唯一の義理の息子ですよ!あなたのお気に入りでしょ!」とツッコみつつ笑った。

▲クリス・プラットのインスタグラム(prattprattpratt)より

ライブ配信では、元米カリフォルニア州知事のシュワが、新型コロナウイルスの感染拡大やマスクを着用する重要性、カリフォルニア州の経済的な打撃などについてクリスとトークを繰り広げた。

今回のチャリティ企画では、約61万5,000ドル(約6,300万円)の寄付金が集まり、最後にシュワは「君は俳優のほかにもトークショーのホストをやるべきだよ。今日君がしていることやインタビューのやり方はとても面白い」と、クリスの司会者として実力を絶賛した。

現在41歳のクリスは、MCUのSFアクション『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)で主人公ピーター・クイル/スター・ロード役に抜擢され、世界的知名度を上げる。シリーズ第2弾『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)、MCU『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でも同役を好演した。さらに、『ジュラシック・パーク』シリーズに続く『ジュラシック・ワールド』(2015)で主演を務め、同作は世界的大ヒットを記録。シリーズ第2弾『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)でも成功を収めた。このほかの出演作は、『マグニフィセント・セブン』(2016)、『パッセンジャー』(2016)、『2分の1の魔法』(2020/声の出演)など。

73歳のシュワは、オーストリアで生まれ、ボディビルダーとして活躍後、アメリカに移住し俳優に転身。『コナン・ザ・グレード』(1982)で一躍有名になり、『ターミネーター』(1984)でT-800役を演じ世界的スターとなった。その後も『コマンドー』(1985)、『プレデター』(1987)、『トータル・リコール』(1990)、『ターミネーター2』(1991)、『トゥルーライズ』(1994)など数々のアクション映画がヒット。2003年から2011年にカリフォルニア州知事を務めた後、俳優業に復帰した。近年は、『ラストスタンド』(2013)、『大脱出』(2013)、『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(2014)、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015)、『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019)などに出演している。