「ゲーム・オブ・スローンズ」ソフィー・ターナー「白人の沈黙は暴力」夫ジョー・ジョナスと抗議デモに参加

「ゲーム・オブ・スローンズ」、『X-MEN』シリーズで知られるソフィー・ターナーが、米ミネソタ州の黒人男性死亡事件を受け、人種差別反対を訴える抗議デモに参加した様子を自身のインスタグラムに投稿した。

▲ソフィー・ターナーのインスタグラム(sophiet)より

米ミネソタ州ミネアポリスで起きた、黒人男性が白人警官の暴力により死亡した事件を受け、黒人に対する人種差別反対を訴えるスローガン「ブラック・ライヴズ・マター(Black Lives Matter)」を掲げた抗議運動が各地で広がっている。

多くのセレブがSNSだけでなく、実際に抗議運動の現場で声を上げている中、ソフィーも抗議デモに参加。公開された写真では、マスクをつけたソフィーが、「白人の沈黙は暴力だ(White Silence is Violence)」と書かれたボードを掲げ、人種差別反対を訴えている。

抗議デモには、ソフィーの夫で、ポップロックバンドのジョナス・ブラザーズとDNCEのメンバーであるジョー・ジョナスも参加。黒のマスクを着用し、ソフィーと並んでいる姿を自身のインスタグラムにアップした。

▲ジョー・ジョナス(左)、ソフィー・ターナー(右)、ジョナス・ブラザーズの元ツアーメンバーでミュージシャンのパリス・カーニー(手前)とグレッグ・ガルボースキー(奥)
ジョー・ジョナスのインスタグラム(joejonas)より

ソフィーはこのほか、今回の事件の被害者であるジョージ・フロイドが死亡した状況にならい、デモ隊がうつ伏せになって抗議している写真や、人種差別反対を象徴する片膝をつくポーズで「No justice, no peace!(正義なくして平和はない!)」と叫んでいるデモの様子を収めた動画も投稿した。

▲ボードを掲げて叫ぶソフィー・ターナー
ソフィー・ターナーのインスタグラム(sophiet)より

▲地面にうつ伏せになるデモの参加者
ソフィー・ターナーのインスタグラム(sophiet)より

ミネアポリスでの事件後、人種差別撤廃運動への連帯を示す「ブラックアウト・チューズデー(Black Out Tuesday)」が実施され、多くのセレブや企業が四角い黒塗りのイメージをSNSに投稿した。ソフィーも抗議デモに参加する前、「ブラック・ライヴズ・マター」と書かれた黄色と黒のスローガンとともに、「心を痛めています。人種差別に反対し、正義と平等のために闘う人々と連帯して、私も立ち上がります。沈黙という選択はありません」と投稿し、人種差別反対を表明していた。

▲ソフィー・ターナーのインスタグラム(sophiet)より

ソフィーは、ジョージ・R・R・マーティンのファンタジー小説「氷と炎の歌」を原作としたテレビドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011〜2019)にて、スターク家の長女であるサンサ役で女優デビュー。イザベル・コイシェ監督によるスリラー『Another Me』(原題/2013)で映画にも初出演した。『ベアリー・リーサル』(2015)では、暗殺者の訓練生ヘザー/エージェント84役として、ヘイリー・スタインフェルドとともにタブル主演を務める。『X-MEN:アポカリプス』(2016)では、サイコキネシスとテレパシー能力を持ったジーン・グレイ役に抜擢され、ジーンが主人公となる『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019)でも同役で出演している。そのほかの出演作は、「The Thirteenth Tale」(原題/2013)、『タイム・フリーク』(2018)などがある。