宇都宮を舞台に、シングルマザーが実家の餃子屋の再建に奮闘しながらも、プロゴルファーに恋をするラブコメディ『キスできる餃子』が、6月22日に全国ロードショーとなる。それに先立ち、6月4日に新宿ピカデリーにて本作の完成披露舞台挨拶イベントが行われ、キャストの足立梨花、田村侑久(BOYS AND MEN)、主題歌を担当したチャラン・ポ・ランタン、秦建日子監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。
MC:本日は『キスできる餃子』完成披露試写会に起こしいただき、誠にありがとうございます。この映画は世界初ですね、餃子×ラブ・エンターテインメント『キスできる餃子』ですが、一体どんな作品に仕上がっているのか、この後お楽しみいただくとしまして、本作は8月から9月にかけて餃子で有名な街・宇都宮で撮影されました。いよいよ今月29日全国公開、そして15日には栃木県の先行公開を迎えます。早速キャストの皆様と秦監督をお迎えしまして、いろいろとお話を伺っていきたいと思います。それでは、早速お招きしたいと思います。大きな拍手でお迎えください!足立梨花さん、田村侑久さん、秦建日子監督です!
よろしくお願いいたします。それでは皆様に一言ずつご挨拶をいただきたいと思います。まずは、餃子屋の再建を目指す、バツイチ、子持ちシングルマザーの藤田陽子を演じられました足立梨花さん、お願いします。
足立:皆さん、こんばんは。足立梨花です。今日は短い時間ですけど楽しんでいってください。そして帰り際にぜひ餃子を食べて帰っていただけると嬉しいなって思います!今日はよろしくお願いします!
MC:よろしくお願いします。続いて、イケメンプロゴルファー・岩原亮役を演じられました田村侑久さん、お願いします。
田村:自称イケメンプロゴルファー、田村侑久です!よろしくお願いします!ありがとうございます!今日は完成披露試写会ということで、皆さんと一緒に盛り上がっていきたいなと思うんですけど、たぶん非常に僕がいることによって荒れた舞台挨拶になるんじゃないかなと思うんですけど、皆さん、あたたかい目で見ていただけるといいかなと思いますので(笑)、よろしくお願いします!
MC:よろしくお願いします。足立さんが戸惑っております!(笑)。
足立:監督が「スベってる」って(笑)。
MC:監督のほうから「スベってる」が出ましたけども(笑)。
田村:監督!
秦:言ってない、言ってない(笑)。
MC:秦建日子監督です。お願いします。
秦:『キスできる餃子』の脚本と監督を担当しました、秦建日子です。本日はお忙しい中、こんなにもたくさんの人に集まっていただけて、心から感動しております。本日はありがとうございます。
MC:ありがとうございます。さて、映画を観る前、これからご覧いただくお客様なんですけれども、詳しい話は上映前なのでできないかなぁと思いますが、作品が楽しみになるようなお話を伺っていきたいなと思います。
田村:任してください!
MC:はい!まずは足立さん。撮影のために餃子修行をされたんですよね。
足立:そうなんですよ!
MC:実際にやってみて苦労した点はどんなことでしたか?
足立:なかなか皮から餃子を作るという機会がなかったので、クランクイン、映画を撮り始める前に宇都宮まで行って一から教わったんですけど、一番難しかったのが、皮を丸くきれいに伸ばすっていうところが難しくって。全部手作業でやっていくので、変な形になるんですよね。先生みたいなきれいな丸が作れないので、そこが一番苦労しましたね。
MC:作中にも餃子の皮を手作りされているシーンが出てきますが、あれって足立さん?
足立:はい!自分でやっているんですけど、結構長いこと(カメラを)回していただいて、いいところだけを使っていただいています(笑)。
MC:なるほど!監督、手元もちゃんと撮っていますよね。
秦:はい。1回、作るのをミスったけどやり直したみたいなところもそのまま使っています。
足立:リアルです、結構。
MC:努力の跡が見えるシーンになっています。足立さん、撮影中に印象に残っていること、こんなことがありました、おもしろいことがありましたということはありますか?
田村:あら!
足立:盛り上げ方、下手くそじゃない?(笑)。
田村:合いの手だけせめて入れて…(笑)。
足立:もうちょっときれいな合いの手とかあるでしょ!(笑)。