【全文掲載】土屋太鳳「自分の弱さに向き合うことって、すごく覚悟がいる」役と共通した現状の思いを告白

MC:ありがとうございます。続いて監督は先日行われましたドバイ国際映画祭に招待されたんですけれども、海外の反応を直接感じてきていかがでしたか?

佐藤:先月ドバイに行くことがあって、その時に文化庁の方からお誘いを受けて、新しい形の映画祭に参加させていただいて、本当はシーズン1のエピソード1とかを流せれば良かったんですけど、時間的に短すぎてできなくて、予告編だけ流させてもらったんですけども、すごい沸いてですね、もう声を上げて、みんな拍手していただいて。パネルディスカッションとかもあったんですけど、ファンの方がすでにいらっしゃって、聞きに来てくださって。ドバイの方々でも「前作を観て、すごい楽しみにしてる」って声をかけてくださいました。そこでカイロの監督と親しくなったんですけど、その監督がその後カイロに帰った時、友達から監督に会ったんだだよっていう話をしたら、「観たい!」って周りの友達から言われるっていうことを教えて頂きまして、カイロでも観られているんだなということが本当に嬉しくて、いろんなところで観られているなという実感を持ちました。

MC:ありがとうございます。そして、シーズン2ではレベルアップしたげぇむの数々が登場するわけですが、シーズン1、2問わず、自分が得意だなあと思う、参加したいゲーム、逆にこれは参加したくないなというゲームはどれでしょう?山﨑さんからお願いします。

山﨑:頭脳戦は怖いんで、体力戦のゲームでなんとか頑張りたいなと。体動かすのは好きなので頑張りたいなと思いますね。最後のクロッケーとかはクリアできそうですね。

土屋:すごくお上手でした。

山﨑:そうなんですよ。実際、撮影現場でやらせてもらって、クロッケーの先生に「センスあるよ」って言われたんで、クロッケーだったらクリアできそうです。

土屋:私は心理戦はちょっと遠慮させていただきたいですね。あのう、頭がフリーズし気味なので、ただでさえ今なんとか頑張って動かしているので、できたらそういうげぇむには参加しない形で進みたいなというふうに思います。できるとしたら、まっすぐ走るだけのげぇむに参加できたらなというふうに。

MC:100メートル走ですか?

土屋:はい、そういうことでございます(笑)。でも、げぇむが無い世界を目指して、私は参加します。

三吉:今回、全体を見ても、私が得意そうだなって思うげぇむはありませんでした。で、シーズン2で細かく言えないんですけど、「えい!」みたいなゲームがあるんですよ(笑)。それが実際の撮影の場所が怖すぎて、観ていただいたら分かると思うんですけど、投げながら避けながら落ちたら死ぬぜみたいな感じのゲームで、あんなゲームは二度とやりたくないなって思いました。

桜田:僕はシーズン1のランナウェイっていうげぇむがあるんですけど、バスからスタートして、トンネルの中でトンネルを抜けるためにみんなで走って頑張ったら実は…っていう、どんでん返しがあるゲームなんですけど、僕は割とそういう状況を把握するのが好きだったりするので、あのゲームだったら最初からずっとバスにいて絶対動かないと思うので、それでなんとかやり過ごしたいです。もう見つけちゃう。そこにキューマの山下さんがいたら、ずっとおしゃべりしたいぐらい。ずっといて欲しい。参加したくないのは、僕がシーズン2で最初に参加するゲームですね。予告にもあるんですけど、スウトリというゲームなんですけど、僕はあんまり走ったりするのが好きではないので、体力が辛そうなのでご遠慮したいなと思っています。

朝比奈:私が参加したいげぇむチェックメイト、走るから。それこそまっすぐ走るっていうげぇむがあったら、それが良いんだけど、シーズン2の中で考えるとしたらチェックメイトがいいかなと思います。元々陸上をやっていたということもあったので、走ることには自信があるので。参加したくないげぇむは、シーズン1のかくれんぼ。あのゲームには絶対参加したくないなと思いますね。自分の仲間と一緒に参加して、自分の大切な人っていうのは失いたくないなと思うので、やっぱりかくれんぼはすごく参加したくないなと思いますね。

恒松:私も桜田さんと同じで、あのバスのゲームは多分気付けると思うので、私も桜田さんと一緒に、バスの中でお喋りして時間を潰していたいなと思います。私はヘイヤと違って体力戦のげぇむができる気がしないので、参加したくないのは全部なんですけど、ハートとスペードのゲームは絶対参加したくないです。

磯村:僕、水が怖いんで、シーズン1の時に電球で水がどんどん溜まる、あれはげぇむ云々より多分恐怖でショック死するなって観てて思ったんで、水系はちょっとやりたくないですね。あとはヤリたいです。

青柳:本当に申し訳ないですけど、全部やりたくないですね。特にやりたくないのは、磯村さんと一緒で水系で。僕は犬かきしかできないんで、閉所恐怖症ですし、基本的にそういうのはやめてもらいたいなと思ってます。

仲:私は参加したいというか、三吉ちゃんのカーアクションがあるじゃないですか。あれは乗っておきたいなあって感じですね。

三吉:乗る側は大変ですよ(笑)。

仲:いや、超楽しそう!アトラクションじゃんって思って、あれめっちゃ楽しそうだったね。いいなあと思って観てたんですけど、参加したくないゲームは溶けるやつ。あれは頭使うじゃないですか。あれはちょっと無理ですね。繰り返して観ましたけど訳が分からなくて。ちょっと理解が難しかったです。

MC:ありがとうございます。(※ここからキャスト&監督が参加するげぇむスタート。最終的にクリアできずに終了となった)

MC:それでは最後にメッセージを頂きたいと思います。監督からお願いいたします。

佐藤:いろいろネット上で情報が出てますけども、一切見ずに何も考えずに観て頂くと本当に面白いと思うんで、ぜひ飛び込んでもらえればと思いますし、本当にたくさんの方々に迎えられたというか、待ってもらっていた作品なので、本当に多くの人に観てもらいたいと思っております。

土屋:世界のいろいろな地域で平和への不安が存在する今、この作品を届ける意味を強く感じながら、ここに至っております。この作品は刺激的なエンターテインメントであるということだけではなくて、原作者の麻生羽呂先生をはじめ、制作と撮影に関わる全ての方々の平和への祈りが込められていると思います。Netflixという翼によって、その祈りが世界中、願わくば未来にも届きますように。そしてぜひ感想をください。心からお待ちしております。本日は本当にありがとうございました。

山﨑:とにかくシーズン1よりもすべてがスケールアップしてまして、本当に見たことがない映像のオンパレードだと思います。自分自身、本当にシーズン2が配信になることをすごく楽しみにしてたので、これからどんな風に広がっていくのか、本当に楽しみです。本当に映像だったり、げぇむの楽しさだけじゃなくて、生きるってことだったり、人生というものをすごく考えさせられる作品でもあると思うので、観た人が生きて行く上で何か少しでも受け取ってもらって、力強く生きて行くものも受け取ってもらえたらいいなと思ってます。楽しんで観ていただきたいなと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。

Netflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」シーズン2
2022年12月22日 Netflixにて全世界独占配信
監督・脚本:佐藤信介
原作:麻生羽呂「今際の国のアリス」
脚本:倉光泰子
アクション監督:下村勇二
出演:山﨑賢人 土屋太鳳 村上虹郎 三吉彩花 桜田通 朝比奈彩 恒松祐里 森永悠希 町田啓太 磯村勇斗 井之脇海 毎熊克哉 佐藤ほなみ 金子ノブアキ 阿部力 青柳翔 仲里依紗 山下智久

【ストーリー】 元の世界に帰るために“今際の国”の謎を追いかけるアリス(山﨑賢人)とウサギ(土屋太鳳)。二人は謎を解き明かす鍵と思われる場所で仲間と敵、そして“げぇむ”を操る黒幕と出会う。“げぇむ”に勝利する度に手に入るトランプの数字のカードをすべて集めたアリスたち。残るはジャック、クイーン、キングの絵札のカードのみ。前作を上回る難易度とスケールの“げぇむ”に挑むアリスたち。果たしてすべてのカードが揃った時、彼らは元の世界に戻ることができるのか…?

© 麻生羽呂・小学館/ROBOT