山﨑賢人「本当にすごい」、土屋太鳳「美術さんの力」巨大セットとVFXで作った“渋谷”を絶賛!「今際の国のアリス」メイキング映像

麻生羽呂の大ヒットサバイバル・サスペンスコミックを、『アイアムアヒーロー』、『キングダム』の佐藤信介監督が、山﨑賢人と土屋太鳳のダブル主演で実写化するNetflixオリジナルシリーズ「今際(いまわ)の国のアリス」が、12月10日より配信中。このほど、山﨑と土屋のインタビューを含むメイキング映像がお披露目となった。

www.youtube.com/watch?v=Xit-ScWgtOs

本作は、人生に夢を見出せず曖昧に生きてきたアリスと、どんな苦境でも「生きる意味」を探し続けるウサギが、突然放り込まれた謎の世界“今際の国”で共に信頼を築き、「生き延びる」ために理不尽な現実に挑む姿を、最新のVFXでスリリングに描いた超大作。

メイキング映像では、アリスを演じた山﨑とウサギを演じた土屋の二人が語る本作の物語と映像の魅力、そして佐藤監督や、これまで数々の作品で佐藤監督とタッグを組んできたVFXスーパーバイザー・土井淳によって明かされる、“今際の国”が出来上がるまでの制作過程が映し出される。

冒頭、監督が「まったく新しい軸を持った作品が誕生するんじゃないか」と語る通り、破格のスケールで制作された本作。特にアリスと、チョータ(森永悠希)、カルベ(町田啓太)の親友3人が思うようにいかない現実から逃げ出すようにして集った“渋谷”は、広大な敷地に作り出されたセットとVFXでリアルな渋谷そのものが作り出された。セットでは渋谷駅の構内、街にある汚れまでもが全て再現されており、実際にそこで撮影をした山﨑も「あれは本当に渋谷でした」、土屋も「誰もいない渋谷を見た時に、空気が動いていないというか、本当にこんなの作れるんだ」と驚くほど。佐藤組でタッグを組むことが多い美術チームとVFXチームのコンビネーションにより実現したその技術が“今際の国”の至るところに散りばめられていることがわかる。

また、劇中のある “げぇむ”に登場するクロヒョウや大量の迫ってくる水もVFXチームの技術が最大限詰め込まれており、その生み出された過程が映像と共に製作者達の声で語られる。

主演の二人が語るように、本作に登場するキャラクターそれぞれの物語、彼らが“げぇむ”に挑戦し、自分を知り他者を受け入れながら成長していく様と、我々が登場人物たちの目線で楽しむことができるドラマが本作にはある。

Netflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」
12月10日(木)より、Netflixにて全世界独占配信中
監督・脚本:佐藤信介
原作:麻生羽呂「今際の国のアリス」
脚本:渡部辰城 倉光泰子
音楽:やまだ豊
出演:山﨑賢人 土屋太鳳 村上虹郎 森永悠希 町田啓太 三吉彩花 桜田通 朝比奈彩 栁俊太郎 渡辺佑太朗 水崎綾女 吉田美月喜 阿部力 金子ノブアキ 青柳翔 仲里依紗

【ストーリー】 優秀な弟と比較され続け、人生に意味を見出せず鬱々とした日々を送るアリス(山﨑賢人)。唯一の心のよりどころである親友のチョータ(森永悠希)とカルベ(町田啓太)と渋谷に繰り出した矢先、突然の閃光と共に街は無人と化す。不安を感じつつつも、誰もいない解放感にはしゃぐ3人。しかしそこは、様々な“げぇむ”をクリアしなければ生き残ることができない“今際の国”だった…。持ち前の観察力と判断力を発揮していくアリスは、仲間を作らずたった一人で“げぇむ”に挑み続けるクライマーのウサギ(土屋太鳳)と出会う。命を懸けるというかつてない体験を通し彼らは、「生きること」に正面から向き合うこととなる。

© 麻生羽呂・小学館/ROBOT