MC:そして、この作品は人生の宝物を探す冒険ということで、皆さんの人生の宝物をお聞きしたいと思います。まずは二宮さん。
二宮:「仕事」です。正確に言うと、「この仕事」って感じです。ほかの仕事だったら多分長続きしなかっただろうし、自分のことに関してはそこまで興味を持ったことがないので、あんまりよく分かってないんですけど、この仕事だとこの年にこれをやりますとか、この年にこのCDが出ましたとか、ちゃんと自然にアーカイブになってくれるので、振り返りやすいっていうのと、本当に若い頃から働いていたので、働いてテレビに出ることで、おじいちゃんとかおばあちゃんとか親とかに健康でやってます、頑張ってますってことも同時に伝えることが出来たので、今考えると宝物だなというふうに思いますね。
MC:満島さんはいかがでしょうか?
満島:私は「友達」です。13歳で親元を離れて、一人で上京しているので、その頃に出会った友達とかに本当に支えられてきて、私も子供の頃からずっと仕事をしていて、すごく忙しくて連絡できない時期とか、なかなか外に遊びに行けない時に、いつまでも待ってくれて、いつまでもいろんな景色を見せてくれる、いろんな友達が、親友は特にですけど、色んな場所に連れてってくれて、一人だと家にいたかもしれないけれど、「だめだよ、ひかり、外に出て遊ぼう」とか、いっぱい景色を見せてくれて、いろんなことを経験できてきていることがね。友達だから、これからもずっと続くと思うので。すごく大切です。
MC:市川さんはいかがでしょうか?
市川:「甥っ子」です。甥っ子と姪っ子と色々いるんですけど、甥っ子が大好きで、最近会えてないんですけど、実は今日来てくれてるんです(笑)。恥ずかしいと思うけど、すごい叔母愛が強いんです。この後、今日楽しんでくれるといいなって思ってます。ありがとう(笑)。
MC:武田さんはなんでしょうか。
武田:私は「明日がある」ということですね。私は結構な歳なんですけれども、そんな私もこういう若い人達と、同じように明日はあるという。はい。演技が不自然な人にも明日はある。
濱家:ちょっと待ってください!
山内:(マスコミに)録音してないよね?
MC:ありがとうございます(笑)。続いて京本さん。
京本:僕は「青山剛昌先生のサイン色紙」です。流れが仕事、友達、甥っ子、明日があるって来て、色紙ってちょっと言いづらいなと思ったんですけど(笑)。僕ちっちゃい頃から「名探偵コナン」が大好きで、ずっとサインを頂くことを夢見て、ジャニーズに入る前からずっと夢を見てたら、2年ほど前に青山先生に僕のコナン好きが伝わってサインをいただくことができて、家宝のように飾ってます。これはもう自分の人生にとって、ずっと大切なものですね。
MC:奈緒さんはいかがでしょうか?
奈緒:私は「テディベア」です。思い出って宝物だなと思っていて、小さい時に、お母さんにテディベアを誕生日に買ってもらったのが、すごい思い出なんですけど。そのテディベアを当時飼っていたワンちゃんが遊んで壊しちゃったんですよ。で、大人になってテディベアをもらう機会ってないなと思って、この間、誕生日に、お母さんに「テディベアを買ってほしい」って、頼んで買ってもらったテディベアが今あって、これはきっと私に子供ができた時にも「これはね、おばあちゃんからもらったんだよ」って言って、ずっと思い出になるものだなと思っています。大切にしていこうと思っているので、これからも大事に宝物にしたいなと思ってます。
MC:そして、濱家さんは?
濱家:「相方」です。
MC:一方、山内さんは?
山内:「リュックとグラサン」。
濱家:おい!恥ずかしいよ。
山内:浜崎あゆみにもらったリュックと、木村拓哉にもらったグラサン。
濱家:なんで呼び捨てやねん。
二宮:それは宝物だ。
MC:すいません、ここでお時間になってしまいました。すいません!最後に二宮さんメッセージを頂ければというふうに思います。
二宮:はい、本当にようやく出来上がって8月11日より公開されますので、是非とも観ていただきたいです。今日は本当にライブビューイングを観ている方々もどうぞ楽しんでいただければというふうに思っておりますし、本当に映画っていうものはいろいろ起こる世の中でいろいろ立ち位置を変えながら、皆さんのよりどころになるときもあれば、ちょっと疎ましがられる時もあったりとか、そんな暇ないよとかいうことなってくると思うんですけど、まあ本当にそれでいいと思っていて、僕らは変わらずいいものを作り続けて、世の中に出していくことが仕事だと思っておりますので、その中で皆さんの生活の状況に沿う形でこの作品と出会えてくれたら嬉しいなあと思いますので、もしそういうタイミングが来ましたら映画館でも観ていただけたらなというふうに思います。本日はありがとうございました。
『TANG タング』
2022年8月11日(木) 全国公開
監督:三木孝浩
原作:デボラ・インストール「ロボット・イン・ザ・ガーデン」
脚本:金子ありさ
音楽:服部隆之
出演:二宮和也 満島ひかり 市川実日子 小手伸也 奈緒 京本大我(SixTONES) 山内健司(かまいたち) 濱家隆一(かまいたち) 景井ひな 武田鉄矢
配給:ワーナー・ブラザース映画
【ストーリー】 ゲーム三昧で妻に捨てられた、ダメ男・春日井健(二宮和也)。わけあって無職で人生に迷子中。ある日、健の家の庭に突然現れたのは、記憶を無くした不良品ロボット。どこからきて、何のためにやってきたか分からないそのロボットは自分の事を“タング”と名乗った。この迷子同士の運命の出会いが、まさかの驚きにみちた壮大な冒険の幕開けだった。
Based on A ROBOT IN THE GARDEN by Deborah Install Copyright © 2015 by Deborah Install Licensed by Deborah Install c/o Andrew Nurnberg Associates,London through Tuttle-Mori Agency,Inc.,Tokyo ©2022 映画「TANG」製作委員会