びしょ濡れの前田敦子に嫉妬!?成田凌「同じぐらい濡れてるんだけど…」自虐エピソードを明かす!

三木聡監督が、成田凌主演、前田敦子共演で贈る異世界アドベンチャー『コンビニエンス・ストーリー』が、8月5日より公開される。このほど、7月19日にテアトル新宿にて完成披露舞台挨拶が行われ、キャストの成田凌、前田敦子、六角精児、そして三木聡監督が登壇した。

スランプ中の売れない脚本家、加藤を演じた成田は、劇中で夫婦役だった六角と前田のツーショット写真を話題に。「その写真を是非見てほしい。自分の携帯の待ち受け画面にしているぐらい好きな写真」とし、「最高のバランスの二人なんですよ。夫婦として。最高でした」と、夫婦役の六角と前田を絶賛した。

前田は自身の役について「何を考えているのかは、いまいち分からなかった」とコメント。しかし三木監督曰く、「本の意味とか共感とかすっ飛ばしてるけど、芝居でやると一番本質的なところにパーンってたどり着く。さすがセンター」と前田の演技を高く評価した。

「ほぼ過酷」だったという撮影現場。成田は「本当に寒くて。前田さんはシャツ一枚でびしょ濡れに」なったという現場でのエピソードに触れ、「カットがかかって、みんながぶわーって自分の前を通り過ぎて、前田さんところに集まって。自分も同じぐらい濡れてるんだけどなと思いながら…。前田さんがめっちゃ大事そうに囲まれながら楽屋に戻って行くから、寒くて自分もついて行ったら、(スタッフから)『成田さんはロケバスでお待ちください』って言われて(笑)」と、苦笑いで自虐エピソードを明かした。これに前田は大笑いだったが、「フォローしたかったんですけど、本当に寒すぎて、しゃべれなかったんですよ。だから、とりあえず行こうって。みんなに運んでもらいながら、感じてはいました(笑)」と申し訳無さそうにしていたが、会場は本日一番の笑いに包まれていた。

『コンビニエンス・ストーリー』
2022年8月5日(金) 全国公開
監督・脚本:三木聡
出演:成田凌 前田敦子 六角精児 片山友希 岩松了 渋川清彦 ふせえり 松浦祐也 BIGZAM 藤間爽子 小田ゆりえ 影山徹 シャラ ラジマ
配給:東映ビデオ

【ストーリー】 スランプ中の売れない脚本家、加藤(成田凌)は、ある日、恋人ジグザグ(片山友希)の飼い犬“ケルベロス”に執筆中の脚本を消され、腹立ちまぎれに山奥に捨ててしまう。後味の悪さから探しに戻るが、レンタカーが突然故障して立ち往生。霧の中のたたずむコンビニ「リソーマート」で働く妖艶な人妻・惠子(前田敦子)に助けられ、彼女の夫でコンビニオーナー南雲(六角精児)の家に泊めてもらう。しかし、惠子の誘惑、消えたトラック、鳴り響くクラシック音楽、凄惨な殺人事件、死者の魂が集う温泉町……加藤はすでに現世から切り離された異世界にはまり込んだことに気づいていなかった。

©︎2022「コンビニエンス・ストーリー」製作委員会