MC:よろしくお願いします。二宮さん、改めて今のお気持ちはいかがですか?
二宮:贅沢を言わせてもらえるなら、みんなで笑ってワイワイできるのが一番いいのかなというふうに思いますけれど、まずは、みんなで集まって、一つのものを一斉に観ていただくっていうことだけでも、僕は幸せに感じておりますし、本当に僕自身もこんなにたくさんの人の前に立ったのが本当に久しぶりなのでなので、なんか本当に懐かしさすら感じております。こちらこそ貴重な機会だと思ってるんです。
MC:出演をされてみていかがでした?
二宮:すごく楽しかったです。CGの技術もめちゃくちゃ上がっていますし、結構動きの中で規制される物が多いのかなと思っていたんですけれども、ほとんどそんなことはなく、自分が見た方に動いてくれたりとか、自分なりにハンドリングできたので、それがすごいなという驚きがめちゃくちゃありましたね。自分が思ってる以上のものがありましたし、撮影が終わって一年半ぐらい経ってから観たので、そうだったと思い出したりして、くっついていく感じが、出てる側の人間としては楽しかったですね。
MC:満島さんは、二宮さんと夫婦役だったわけですけれども、いかがでした?
満島:すごく楽しかったですよ。撮影の合間も、撮影始まる前も「おはよう~」って言って、「ふわんふわん~」っておしゃべりして(笑)。
二宮:バカみたいじゃん(笑)。
満島:「ふわんふわん~」って芝居して、カットになるとまた「ふわんふわん~」ってお話して(笑)。実日子ちゃんと三人で同じ場所にいることが多かったんですけど、ずっとみんなでおしゃべりしていましたね。二人ともよくお話するんですけど、これまで何かを背負うような役とか、すごく心が苦しくなっていく役が多かったので、そういう作品で出会うのかなって思ってたんですけど、ファンタジーで出会うとはまさか思ってなくて。私も昔、歌って踊るとかいうことをしてたんですけど、なんか二人が画面に映ると意外とアイドル力ありましたよね(笑)。ね、ありましたよね?
二宮:あったあった(笑)。
満島:三木さんが「すごく可愛く撮りますから」ってずっと言ってもらって、二人の夫婦、めちゃくちゃかわいいです。
二宮:まさかこのジャンルで共演すると思ってなかったんで、もうちょっとシリアというか、ストイックというか、骨太と言ったら良いんでしょうか、こんなにカラフルな作品で出会うと思ってなかったので、もう本当にびっくりしてますし、僕らのレベルで言うと、もうこれはミュージカルです。歌ってないだけで(笑)。それぐらいのポップな作品だよね。
MC:ありがとうございます。市川さんは、この夫婦を見守るお姉さんでしたけど、いかがでしたか?
市川:可愛い2人だなって思ってたんですよ。そうしたら、そういうことだったんだと思って。今のお話を伺ってて、本当に可愛いんですよ。はい。
二宮:終わりましたよ(笑)。
MC:ご自身の役を演じられてみては、いかがだったですか?
市川:派手でした。派手担当でした(笑)。
二宮:派手担当ではない(笑)。
MC:ありがとうございます(笑)。続いて、奈緒さんはいかがでしたか?
奈緒:タングは本当に可愛かったです。すごく可愛くて、完成したものを観ないとわからなかったから、タングってこういう表情してたんだって。自分のシーン以外のところでもすごく魅力的なシーンがたくさんあって、本当にかわいいなと思いましたし、タング以外にも今回はきっと未来にあるであろう機械を使うシーンとかがあって、そこもやりながらここはどうなるんだろうと思っていたので、すごく想像が膨らむ撮影で、「未来はこうなるかもね」って未来の話をしながら撮影するのがすごい楽しかったです。
MC:実際、中国語でお話になったりとか、アクションシーンもあったりしましたね。
奈緒:中国語は、思ったよりも大変ではなく、どちらかというと、日本語の方が大変だなって思いました(笑)。中国語の台詞で緊張してたんですけど、中国語の台詞よりも、その後の日本語の台詞が全然言えないっていうことが起きたので(笑)。日本語をちゃんとやろうと思いました。