【全文掲載】阿部サダヲ「食べられなくなった」、岡田健史「褒められてます」、岩田剛典「邦画史に残る」衝撃作にさまざまな反応が!

MC:岩田さんにもお聞きしたいのですが。

岩田:爪の話には勝てないですね(笑)。「べランピング」と書かせていただきました。ベランダでコーヒー飲んだり、料理を食べたり、天気がいい日だけですけど、ハマってますね。ベランダで、たまに爪も眺めながら、爪も切ってます(笑)。

MC:岩田さんはまだ爪が誰かに見えるって事はないですか?

岩田:まだないですね。未熟なんで(笑)。

岡田:阿部さんだけですよ(笑)。

MC:ありがとうございます(笑)。そろそろ終わりの時間が近づいてまいりましたので、最後に皆様に一言ずつメッセージをいただきたいと思います。

白石:ようやくこの作品を公開することができました。サイコスリラーなんですけど、中毒性が高くて何度か観ると大和の言動、雅也の言動、それを取り巻くいろんな人たちの言動が、いろいろひっくり返って見える作品だなぁと思っていて、映画を観た後の街の景色もきっと変わるんじゃないかなと思います。もし良かったと思われた方はぜひこの映画を応援して背中を押して頂ければと思います。本当に今日はどうもありございました。

岩田:本日は短い時間ですけどもありがとうございました。この映画が公開されて本当に嬉しく思っております。撮影はコロナ禍の真っ只中で、オファーをいただいたのが実は何年も前だったりするんですけども、延期になってしまったり、本当に公開されるのかなとすごく自分の中でも不安だったんですけども、本日たくさんの皆様に映画館に来ていただいているということが本当に感慨深いです。チーム一丸となって作った作品ですので自信作になってますし、面白くご覧になっていただける作りになっています。ぜひともご覧いただいて、面白いなと思っていただいた方は応援していただいて、同じく背中を押して頂ければと思います。本日はありがとうございました。

岡田:今日はありがとうございました。朝早くから観る映画ではないかもしれませんが、僕自身もすごく思い入れがある映画になっています。自分自身の芝居のクオリティも含め、関わってくださった方々の人格も含め、かなりこの映画は僕個人的にも大事にしていきたいなと思える作品です。作品自体も何度も観て、劇場に足を運んでいただければすごくうれしいです。重い映画ですけど、ちょっとでも皆さんの人生の中に刻まれたらすごく幸いだなと思っています。今日は本当にありがとうございました。

阿部:ありがとういました。皆さん、おしゃべりも劇場の中ではできないと思いますけど、すごいしゃべりたいことがいっぱいあると思います。友達とかと、「あそこどうなってたんだろう?」っていうのがすごいあると思うので、終わってからいっぱい話せる映画って面白い映画なんだろうなあと思うので、是非皆さんいろんな方にお伝えください。昨日、僕も劇場で観てたんですけど、結構年齢層が幅広くて、いろんな方が観て楽しんでいただければと思いますので、ぜひこれからもよろしくお願います。今日はどうもありがとういました。

『死刑にいたる病』
2022年5月6日(金) 全国公開
監督:白石和彌
原作:櫛木理宇「死刑にいたる病」
脚本:高田亮
出演:阿部サダヲ 岡田健史 岩田剛典 中山美穂
配給:クロックワークス

【ストーリー】 理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元にある日届いた1通の手紙。それは世間を震撼させた稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)からのものだった。24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村は、犯行を行っていた当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていた。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」。榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。そこには想像を超える残酷な事件の真相があった…。

©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会