岩田剛典「感情を自分の中で明確にして臨んだ」、中山美穂「内容とは裏腹に公開が楽しみ」追加キャスト発表!『死刑にいたる病』

作家・櫛木理宇による同名サスペンス小説を、白石和彌監督が阿部サダヲと岡田健史共演で映画化する『死刑にいたる病』の公開月が2022年5月に決定した。併せて、追加キャストとして、岩田剛典と中山美穂が出演することが発表され、二人の場面写真もお披露目となった。

理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元にある日届いた1通の手紙。それは世間を震撼させた稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)からのものだった。24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村は、犯行を行っていた当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていた。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」。榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。そこには想像を超える残酷な事件の真相があった…。

新たなキャストとして、事件を捜査する雅也(岡田健史)の行く先々に現われる謎の男・金山一輝を演じるのは、EXILE、三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのパフォーマーとしてだけでなく、第40回日本アカデミー賞新人賞俳優・話題賞や第41回報知映画賞新人賞などを獲得した初主演映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』をはじめ、映画『名も無き世界のエンドロール』、ドラマ「プロミス・シンデレラ」などの演技で俳優としても注目を集める岩田剛典。そして、榛村(阿部サダヲ)が冤罪だと訴える殺人事件の真相を調べ始める雅也の母であり、常に夫の顔色をうかがう主体性のない妻・筧井衿子には、1985年にデビューを果たし、日本レコード大賞、ゴールデンアロー賞で最優秀新人賞を受賞するなど歌手として絶大な人気を博し、主演映画『LOVE LETTER』、『東京日和』での演技が高い評価を得て数多くの賞を受賞、女優としても確固たる地位を築いて以来、ドラマ、映画、舞台と幅広いジャンルで活躍する中山美穂が扮する。

場面写真には、顔の半分が隠れるほどの長髪に、異様な雰囲気を纏った金山(岩田剛典)と、義母の四十九日で心痛な面持ちの衿子(中山美穂)の姿が収められる。

▼スタッフ&キャスト コメント

■岩田剛典(金山一輝役)
金山という役は、あまり多くは語らない役柄でもありましたので、感情を自分の中で明確にして臨みました。白石監督、そして主演の阿部さんとは今作で初めてご一緒させていただき、岡田さんとは2度目の共演でしたが以前の作品では同じシーンがなかったので、一緒に芝居をさせていただいたのは初めてでした。短い期間でしたが、楽しい撮影現場でした。コロナ禍の影響で撮影が一年近く延期になってしまったり、その他さまざまな問題を乗り越えて、こうして無事完成した作品をお届けできること嬉しく思っています。

■中山美穂(筧井衿子役)
原作を読んで、これを如何に映像化するのだろうかと演じる前から期待が膨らみました。内容とは裏腹に公開が楽しみです。

■白石和彌(監督)
いつかお仕事をと思っていた岩田さんに出ていただけたこと嬉しかったです。難しい役割を魂込めて演じてくださいました。またガッツリやりましょうと固く握手したのが忘れられません。岩田さんとは長い付き合いになりそうです。そして、憧れの中山さんを演出する日がくるなんて思いもしませんでした。カメラの中に立つと世界を一瞬にして映画にしてくれる存在感でした。衿子という役の奥深くに眠る仄暗い感情を見事に体現してくださいました。出て頂いてありがとうございます。

『死刑にいたる病』
2022年5月 全国公開
監督:白石和彌
原作:櫛木理宇「死刑にいたる病」
脚本:高田亮
出演:阿部サダヲ 岡田健史 岩田剛典 中山美穂
配給:クロックワークス

【ストーリー】 理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元にある日届いた1通の手紙。それは世間を震撼させた稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)からのものだった。24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村は、犯行を行っていた当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていた。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」。榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。そこには想像を超える残酷な事件の真相があった…。

©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会