【全文掲載】神木隆之介「負の連鎖を…」、松村北斗「困る。恥ずかしい」2人がどうしても変えたいこととは?

2003~2010年にヤングマガジンで連載され、単行本の売り上げが累計1400万部を突破した、創作集団・CLAMPの大ベストセラー同名コミックを、蜷川実花監督が神木隆之介と柴咲コウのダブル主演で映画化する『ホリックxxxHOLiC』が、4月29日に公開初日を迎えた。同日、丸の内ピカデリー1にて初日舞台挨拶が行われ、キャストの神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗、玉城ティナ、磯村勇斗、吉岡里帆、そして蜷川実花監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC:まずは本作の主人公、四月一日君尋(わたぬききみひろ)を演じられました神木隆之介さんです。

神木:今日は皆さん来ていただいて本当にありがとうございます。神木隆之介です。そしてライブビューイングの皆さん。神木です(笑)。本当にありがとうございます。撮影時期は、結構前だったんですけど、おめでたい初日として皆様に観ていただける日が来たことを無事に迎えられたことを、すごく心から感謝しております。今日は短い時間ですが、是非楽しんでください。宜しくお願いします。

MC:神木さん、撮影でのエピソードはどんなものがありますか?

神木:撮影ではずっと笑ってる印象でしたね。最初は、“あの蜷川実花さん”という印象だったんで、どんな現場になるんだろう?どんな雰囲気の方なんだろうって想像がつかなくて、最初は恐る恐る現場に入っていったんですけど、蜷川監督はすごく笑顔が多くて、すごくしゃべりかけてくださる方で、常に笑ってる印象だったので、でかい声で笑って楽しんで進んでいってもいい現場なんだっていうことが分かってからすごく楽しかったですね。

蜷川:はい(笑)。本当に楽しくていい現場だったと思います。でも、それはいつもそうですけど、この組は特にそうで、すべてが前に向かってみんなで進んでいった、すごく素敵な時間だったと思います。怖くないです(笑)。

MC:ありがとうございます(笑)。続きまして、人の願いを何でもかなえるというミセの女主人、壱原侑子(いちはらゆうこ)を演じられました、柴咲コウさんです。

柴咲:柴咲コウです、本日は初日ということで、本当に無事に皆さんにこの映画を観てもらうことができるようになって、すごく嬉しいです。全国の皆さん、ご覧くださってありがとうございます!撮影時期が延期になったりしていたので、本当にちゃんと皆さんのところに届くのかっていうドキドキ感があったんですけどね。今日という日を迎えられて幸せです。ありがとうございます。

MC:撮影時のエピソードで覚えていることはありますか?

柴咲:とにかく侑子さんは豪華絢爛な衣装とヘアメイクで、毎回現場に入って、今日はどんな衣装が着られるんだろう?どんなメイクになるんだろう?髪はどう変化を遂げるんだろうっていうので、毎日ワクワクしてましたね。メイクさんの奇想天外な発想力で、「髪の毛がこんな方向にまで行くんだ!?」みたいな(笑)。「そこまで広げられるんだ!?」って。自分自身も毎回変わるので、「まあ素敵!」と思いながらやってました(笑)。

MC:続きまして、四月一日の同級生、百目鬼静(どうめきしずか)を演じられました、松村北斗さんです。

松村:松村北斗です。やっと大勢の前で、内容を把握してもらった上でお話ができるので、すごい楽しみにしてます。目の前にいらっしゃる皆さんも大人数ですし、カメラの向こうに、もっと多くの方がいるんだなと思うと、楽しかったシーンを共有しあうような時間になったらいいなと思います。よろしくお願いします。

MC:撮影時のエピソードで覚えていることはありますか

松村:合戦のシーンはもう水やら風やら、セット内なのにざーざー降ってくる、バーバー吹いてくるわで、屋内なのに、どこの屋外よりも激しい状況だったというのがすごく記憶に強いですね。神木君とセリフを交わすときに、あんまり聞こえないんですよね。音がすごすぎて。だから口の動きで、探り探りみたいな感じでしたね。

MC:そん中でも二人は通じ合ってたんですね?

松村:なんだかんだで大丈夫でしたね。