【全文掲載】神木隆之介「負の連鎖を…」、松村北斗「困る。恥ずかしい」2人がどうしても変えたいこととは?

MC:ありがとうございます。もう一つ質問です。今、どうしても変えたいことがある方?いますか?松村さんはあるんですね。

松村:すごい、くだらないので上げちゃいました(笑)。染めても染めても髪が茶色くなっていくんです。ひと月に三回ぐらい黒くしたんですけど、どんどん茶色くなってくるんです。(磯村に頭を見せながら)茶色いですよね?

磯村:確かに。茶色いね。

MC:不思議な画ですね(笑)。

松村:困る。恥ずかしいです(笑)。

MC:神木さんはなんですか?

神木:家の中でものをなくすんです。出かける前に、携帯を持って、着たい服を探しに行って、服を見つけて「あったあった」ってなると、「携帯どこだ?」て(笑)。その負の連鎖を変えたいです(笑)。

MC:監督はなんでしょう?

蜷川:私は変えたいっていうよりも、常に前に進んでいたいお化けで(笑)。なんでもかんでも進化したいし、いろんなことをやりたいし、見たことないことは見たいしっていう性格なので、変えたいっていうより前に進みたいなっていう感じかなと思いました。でも今が不満なわけじゃ全然ないんですけど、さらに奥にっていう感じです。

MC:ありがとうございます。お時間も迫ってまいりました。最後に劇場、そして全国で観ている皆さんに神木さん、柴咲さん、監督から一言ずついただきたいと思います。

神木:本当にありがとうございます。皆さんのおかげで、ここまでたどり着くことができました。映画館に足を運んでいただき、本当にありがとうございます。この映画を観ていただいて、少しでも楽しいものが観られたなって思って頂けたら、僕たちはすごく幸せでございます。本当に今日はありがとうございます。皆さん、体調とかに気を付けてお過ごしください。本当にありがとうございます。

柴咲:今日が公開初日なんですけど、公開にあたって久しぶりに自分が出ていたシーンだったりとか、予告動画を見たりとかしたんですけど。本当にすごい楽しい日々で、充実してた日々だったので、そしてそれが一つの作品になったんだなっていう感慨深い思いで。また戻りたいというか、あの作品の中に没入したいって思うような作品でした。それはたぶん素晴らしい人たちが集まって、一つのものを集中して作ったっていう集大成だと思うんですけれども、でも撮影自体は終わってしまって、その時には戻れないので、やっぱり映画館で何度もこの作品触れて、その世界に入り込むしかないのかなと思っています。皆さんもこの世界に没入して存分に楽しんでいただければ、そして何度も楽しんでいただければと思います。今日はありがとうございます。

蜷川:本当に今日は皆さんありがとうございました。長い時間をかけて観ていただけることを本当に嬉しく思います。みんなとできて良かったなって思える、またこの場に立ってお話をしていると、どんどんまたみんなと仕事したいなあっていう気持ちが膨らんできます。たくさんのメッセージを込めて作った作品なので、ぜひそのメッセージも届いたらいいなと思います。誰かの背中をちょっとでも押せるきっかけになったらいいなと思っていつも作品を作っています。楽しんでいただけたら凄く嬉しいです。本当にありがとうございました。

『ホリックxxxHOLiC』
2022年4月29日(金) 全国公開
監督:蜷川実花
原作:CLAMP「xxxHOLiC」
脚本:吉田恵里香
主題歌:SEKAI NO OWARI「Habit」
出演:神木隆之介 柴咲コウ 松村北斗 玉城ティナ 趣里 DAOKO モトーラ世理奈 西野七瀬 大原櫻子 てんちむ 橋本愛 磯村勇斗 吉岡里帆
配給:松竹 アスミック・エース

【ストーリー】 人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視える孤独な高校生・四月一日(神木隆之介)。その能力を消し去り普通の生活を送りたいと願う四月一日は、ある日、一羽の蝶に導かれ、不思議な“ミセ”にたどり着く。妖しく美しい“ミセ”の女主人・侑子(柴咲コウ)は、彼の願いを叶えるために、“いちばん大切なもの”を差し出すよう囁く。同級生の百目鬼(松村北斗)やひまわり(玉城ティナ)と日々を過ごし“大切なもの”を探す四月一日に、“アヤカシ”を操る女郎蜘蛛(吉岡里帆)らの魔の手が伸びる。世界を闇に堕とそうとする彼らとの戦いに、侑子や仲間たちと共に挑んだ四月一日の運命は…?

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