【全文掲載】町田啓太「聞いてみたかった」、赤楚衛二「確認したくなりますよね」『チェリまほ』監督の言葉に不安!?

MC:風間監督、現場に入られてドラマから映画、何か変化を感じたところ、そのままだと思ったところはありますか?

風間:今の話の流れから話しちゃうと、こちらとしてはオフィスのシチュエーションだったり、美術だったり、できるだけ気づかれないように頑張って作ってるんだけど、拓ちゃんに気づかれちゃって、それは悔しかったなって思いはあります(笑)。

草川:いやいや(笑)。僕はマイナスイメージは全くなくて、むしろスタイリッシュになってたので、進化したなと思いましたよ。無駄を削ぎ落としたというか。

風間:フォローしなくていいよ(笑)。大丈夫、ありがとう(笑)。基本的にはみんな同じ空気感のまま作品に戻ってきてくれたなっていうのが、最初の印象でしたし、だから撮影もスムーズにいったというか、楽しかったですね。赤楚くんは久しぶりに会ったときに、少しだけ痩せていらっしゃったから、また安達に戻るために、頑張って食べたりとか…。そういう努力とかもあって、安達が戻ってきたっていうのはありましたね。

赤楚:めちゃくちゃ食べました。お餅で体重が増えるのに気づいて、体重計で毎日計って。お餅が自分に合っているんだなって、お餅ばっかり食べてましたね。

MC:ありがとうございました。それでは、「心の声が聞こえる」という本作の設定にかけまして、皆さんに、「この人の心の声を聞いてみたい」という方を挙げていただきたいんですけれども。

赤楚:難しい質問ですね…。でも全員を聞いてみたいですけどねぇ、どうですか?…逃げてますね(笑)。ちゃんと向き合います(笑)。それぞれ控室でしゃべったりするときあるじゃないですか?こうやってみんなで集まると絶対しゃべるんですけど、やっぱタイミング的に喋りたくないなとか思ってたりすることもあるかもしれないじゃないですか?

佐藤:そんなことないですよ(笑)。

赤楚:ないですか?本当に楽しかったのかな?っていうのは聞きたいなーっていう。僕はすごい楽しかったですし、本当に色鮮やかな日々を送らせていただいたんですけど、みんな同じ気持ちだったら嬉しいなーっていうのありますよね(笑)。

町田:いや、楽しかったしかないでしょう(笑)。なんで?そんな心配だったの?

赤楚:いや、改めて、確認の(笑)。

佐藤:でも、豊川のオフィスではドラマ版でもそうだったけど、男性陣が常に一緒に行動していて、本当に男子校みたいで。ドラマ版の時にも思ってたんですけど、映画版だとみんな大人になってたりするのかなと思ったけど全然違くて(笑)。ずっと一緒にいて(笑)。

町田:子供ですね(笑)。

佐藤:楽しそうだなと思ってました(笑)。

赤楚:ご満悦でございます(笑)。

MC:町田さんは、いかがですか?

町田:欲張って二人いいですか?まずは風間さんですよね。全部正直に話してくれてるのですけど、毎カット毎カットどういう気持ちになってるんだろうなって気になってたので、聞いてみたかったです。

風間:お伝えしていることに嘘はないですよ。

町田:嬉しいです(笑)。

風間:安達とか黒沢のシーンは、心根から本音で向き合っていくっていうところだったと思うんで、できるだけスタッフ間だったりキャストに向き合う時に嘘のないようにって事は思ってはいましたよ。

町田:確認でした。ありがとうございます(笑)。

赤楚:確認したくなりますよね!?ドラマのときはめちゃくちゃ話し合って、やってみて再確認してたのに、今回は「おっけ~」みたいなのが割と多かったので。その前に話し合いはしたんですけども、やっぱそうなりましたよね。安達になってるのかなあって(笑)。

町田:もうひとり。浅香くんですかね(笑)。

浅香:俺ですか?

町田:結構ポーカーフェイスというか、冷静な感じがずっとあるから。

浅香:そうですか。大した事考えてないですよ(笑)。

町田:多分、思いもよらないことを考えてるんじゃないかなって。現場でも独特なところでツボって(笑)。赤楚くんの顔を見てひたすら笑ってるから、どうしたんだろうと思って(笑)。

赤楚:不安になって聞きましたもん。「僕の芝居、変でしたかね?」って。

浅香:いやいや、本当に申し訳なかったです(笑)。

赤楚:あぐらをかいてる膝が当たって、それがおかしくてみたいな(笑)。

浅香:そう。ただ当たっただけなんだよ(笑)。別に大したことじゃないんですよ(笑)。

町田:だから楽しいことを考えているんだなって。

浅香:いや、本当何にも考えてないですね(笑)。