MC：風間監督、このお二人だから優しい物語が世界中に届いているんですよね？

風間：本当にそうだと思います。安達、黒沢だからっていうことではなくって、本当に赤楚くんと町田さんだから作れた空気感で、僕らはそれを撮るだけだっていうことだったと思うので、だから2人は全然変わらなかったよね、ドラマの時と。お互いに信頼し合っている雰囲気というのがすごく伝わってきたので、やりやすかったですね。今回は米粒つけてくるようなこともなかったしね。

赤楚：それは、安達が成長したとともに、僕自身も成長したんじゃないでしょうか（笑）。

風間：そういうことにしておきましょう（笑）。

MC：町田さんから見て赤楚さんのちょっと抜けてる部分ってどういう時に感じたんですか？

町田：だから米粒を口元につけて現場に来たりとか、寝ぐせに気付かず現場に来てたりとか。結構ありますよ。

赤楚：ありましたね。今回はないですよ？

町田：本当に！？

赤楚：本当に何もないんじゃないかなっていう。

町田：あったでしょう？ （自分の髪を触りながら）ウェット赤楚（笑）。

赤楚：ウェット！…ありました（笑）。

町田：現場に来たときに赤楚くんが準備されてて、ヘアメイクさんが慌ててたんですよ。「どうしたんですか？」って聞いたら、ちょっと笑いながら「赤楚くんの髪、見てください」と言って、見たら結構ウエッティになってたんですよ。まだセットしてないんですけど。その前日に、髪の毛のケアをしてきたと。

赤楚：ヘッドマッサージを受けて、オイルがついて、それが全然取れないまま現場に行ってしまいまして（笑）。それで髪の毛がウェッティで、ご迷惑をおかけしました（笑）。

町田：でも、プロの技でカバーしてくれて。

赤楚：ベビーパウダーをつけながら、乾かしていったんですけど。

町田：それも、本当に申し訳なさそうに、「何回も洗ったんですけど…」って言ってて（笑）。

赤楚：撮影の前日は、ヘッドスパはやめましょうという勉強になりました（笑）。

町田：後半戦だったからすごく疲れも溜まってたし、ケアをしようと思ってやっただけなんだけど、まさかのっていうハプニングでした。

赤楚：ウェッティ赤楚でした（笑）。

町田：なんか可愛らしいですよね（笑）。

赤楚：あ、違う！オイリーです！オイリー赤楚と、当時濡髪だったから、ウェッティ町田でしたね。

町田：僕がウェッティか（笑）。

風間：ずっと続くねえ…（笑）。

町田：すいません、またどうでもいい話をしてしまった（笑）。

MC：さて（笑）、来週はホワイトデーですが、劇中でも安達と黒沢それぞれが大きな勇気を振り絞ったように、このホワイトデーに同じように勇気を振り絞る方もいらっしゃると思うので、そんな方へお二人からメッセージをいただきたいんですが。

赤楚：ホワイトデーは1年に1回しかないイベントごとではありますので、後悔しないということが一番大事でして、想い伝えて、チャンスを逃したとしても来年またホワイトデーはありますので、そのタイミングでぜひチャレンジしましょうっていう感じですかね（笑）。

町田：前向きにね（笑）。そういうふうに決心をして、行動に移すっていうことというのは本当に素晴らしいことだと思いますので、そういう自分を褒めてあげながらすればいいんじゃないかなと思います。その結果、上手くいく、いかないとかいろいろあると思うんですけど、まずは一歩踏み出すエネルギーというのが、何かを生み出したり何か変えていくと思うので。なんて、それ風なことを言っておりますが、そんな感じでじゃないでしょうかね（笑）。