MC:撮影を終わられて現在絶賛制作中だと伺っておりますけれども、撮影中で大変だったことや何か印象に残っているエピソードはありますか?
赤楚:大変っていうよりも本当に楽しい思い出しか残ってないというか。楽しい日々でしかなかったなっていうのが印象的で。例えばドラマ版で撮った橋だったりとか、安達家も黒沢家もそうですし、会社もそうなんですけど、予告でも多分写ってる海だったり、キャンプしているようなハイキングみたいな場所だったり。新旧ともに懐かしいっていう気持ちだったり、こういうところも行けたんだ、映画版だーっていうような嬉しい気持ちになったなっていうのが印象的ですね。
MC:町田さんはいかがですか?
町田:撮影に入る前も、ちょっと期間が空いてましたので、大丈夫かなぁって思ってたんですけど、今回の映画は前回のドラマからの地続きの物語でもありますので、またそこからちゃんと始められるかっていうのがすごく不安だったんですけれど、風間さんとプロデューサーの本間かなみさんと、メイクチームと久々にお会いする機会があって、その時ドッキドキしながら行ったんですけど、顔を見た瞬間に「あ、戻ってきた」って思って(笑)。ポスター撮影で赤楚くんと会ったときも、「安達じゃん!」ってなって(笑)。すべてがフラッシュバックしながら現場に入って、スタッフさんたちや共演者の皆さんと会ったら、また全部思い出してきて、不思議と今まで準備してきたものが別になくて大丈夫だって思ったぐらい安心感があって。そういう空気の中でやらせてもらっていた自分がいたから、また戻ってこれたんだなと思いました。ファーストカットをみんなで撮ったんですけど、赤楚くんが芝居したら、「安達おかえり!」って。僕が演じたら「黒沢おかえり!」って言ってくれて、「ああ~、良かった…」と思ったのをすごい覚えてますね。スペシャルな時間を過ごしてたんだなって改めて思いました。でも、僕らは不安すぎて…。