【全文掲載】玉木宏「有言実行したわけだもんね。素晴らしい!」松田元太の書き初めを絶賛!

MC:ありがとうございます。玉木さんは3年ぶりのWOWOWドラマの主演となりますが、オファーを受けられたときのお気持ちを伺えますか?

玉木:3年ぶりなんですが、WOWOWのドラマは、ドラマでありながら非常に映画的な要素が強い作品枠だと思うので、オファーをいただけるのが嬉しかったのと、権野元監督とも久しぶりにお仕事をさせてもらえるということだったので、非常に楽しみにしておりました。はじめましての方も多かったんですけど、すごく濃いキャラクターの方たちがたくさんいる中で、撮影を楽しくやらせてもらいましたけど、その濃い方々が非常によく混ざりあった作品だなと思っておりました。

MC:役柄に対して意識されたことはありますか?

玉木:僕は実年齢が41歳になるんですけど、41歳のくたびれた感、枯れ感を、監督が大事にしたいということだったので、いろいろなことを抱えているような、ちょっと枯れた感じが出せたらいいなと思いながら演じてました。新聞記者としては手紙がキーになっているので、直接見えない相手と手紙を通して、それを紙面に出して世間の人に見てもらって、すぐに解決しないもどかしさというか、悶々とした感じも出せるように心がけていました。

MC:今回は白髪を混じらせながら、演じられましたよね?

玉木:そうですね、今までなかったんですけど。監督と衣装合わせの時点で、相談させていただきました。

MC:渡部さんは、一本木の上司を演じられましたが、いかがでしたか?

渡部:ほぼ会社での撮影だったので、ほとんど誰ともお会いせず、玉木さんとご一緒させていただいたんですけど、作品に出るのを楽しみにしてるんですね。今や監督は業界No.1って言われてるでしょ?

権野:なんか、陥れようとしてません(笑)!?

渡部:どんな手法で監督がやってるのかと、いち視聴者としても楽しみながら、観てみようかなと思っています(笑)。

MC:楽しみにしているとのことですが、監督いかがですか?

権野:はい(笑)。楽しみにしていただかないと困っちゃうんですけど(笑)。玉木さんも渡部さんもそうですけど、今ここで感じられる何倍も出汁が強いと言いますか、濃い感じの方々でして、一緒にいるだけも僕の大きな体が削れてい行くような気分で(笑)。

MC:そして松田さんは本作の鍵を握る役柄でしたが、演じてみていかがでしたか?

松田:まず、一般的な日本語で言うと…、「大御所の方」で良いんですかね? あってますか?

玉木:まず、一般的な日本語に引っかかるけど(笑)。

松田:(笑)。すごい方たちに囲まれて撮影させていただいて、まず感謝がすごくいっぱいで。江原陽一郎という大学生を演じさせていただいて、家庭内のトラブルがあったり、物語が進んでいく上で一本木記者と出会って、そこでいろんな物語が生まれていくんですけど。とにかく全力でやってみました。