【全文掲載】天海祐希「堅実で古風。私たちより立派。良くできた娘さん」“ちゃっかり娘”を大絶賛!

MC:そして最後に前田哲監督、お願いします。

前田:こんにちは。劇場に足を運んで頂き本当にありがとうございます。お客さんの顔をこうやって拝見できて本当に嬉しいです。ありがとうございました。

MC:ありがとうございました。ぜひキャストの皆さんに伺いたいのが、ご自身が演じられたキャラクターとご自身とで似てるところ、もしくは似てないなぁと思う部分がありましたら教えていただけますでしょうか。まずは天海さんからお願いします。

天海:あまりここが似てる、似てないって思いながら演じることはないんですけれども…、割と楽観的なところは似てるんんじゃないかなと思います。でも、きっと私には無理ですね。篤子さんみたいに大きな愛情で家族のことを思い、なんとか家計を成り立たせようと奮闘するのは、私には難しいなと思いながら、頑張ってるなぁと思って。もう絶対幸せになってもらいたいと思いながら演じていました。

MC:松重さんは、その愛情はいかがでしたか?

松重:先程、宣伝で番組に出させていただいたら、もうそこの女性陣から総攻撃を受けたんですよ(笑)。私が日本の女性の敵みたいな撮り方をされてるので。でも、篤子さんが家庭にいらっしゃると、旦那はあの程度でもなんとかなるんですよ。世の中うまくできたもので。会場は女性の方が多いので、男子会はまた別の場所でやりましょうね(笑)。でも、大黒柱はああいうお母さんが相応しいし、最終的には篤子さんの愛につつまれるという結末になってたでしょ。そういうことで、私はただのほほんと居れば良かったということでございます。ありがとうございました。

天海:とんでもないですよ。気がつかなかった方はもう一度観ていただきたいんですけれども、よく篤子さんはご主人の方を、何かあるごとにちゃんとこうやって見てるんですね。ということは、自分が前に出ていかなければいけなかったとしても、ちゃんとご主人の事を伺っているんです。ものすごく信頼関係がある夫婦だったんじゃないかなと思います。

松重:旦那を立てていただけるんですけれども、こっち見たなっていうことを感じながら振り向かないんですよね(笑)。それがこの夫婦の機微なのかなと思ってましたけどもね(笑)。

MC:でも、倒産したときに「何とかなるから絶対」っていうあの力強い言葉とか(笑)。

天海:アイス食べてましたからね。当たりくじの。

MC:松重さんは、役柄で似てる部分はありましたか?

松重:このお仕事をしていると、自分の役と自分との違いが分からなくなってくるんでね。ただ2年前なんですけれども、こうやって天海さん演じる奥さんと家庭を持ってたっていうのが本当に夢の中の出来事というか、現実にあったのかもしれないような出来事に思い返されて、非常に幸せだったという記憶だけが残っているんですよ。そういうものなんですで、役者って。不思議なもので。