【全文掲載】岡田将生「イライラさせる感じ」、川口春奈「いい感じにイラッとする」2人をイラつかせる俳優とは!?

MC:ありがとうございます。最後に皆さんからメッセージをいただきたいと思います。入江監督から順番にお願いします。

入江:今日、2年ぶりぐらいにこのメンバーの顔を見て、この映画は奇跡的に撮れた作品だなと思いました。なんとなく自分にとっても今後の監督生命を左右する作品になるんじゃないかって気がしていて、本当に温かいスタッフとキャストだったんですよね。コロナの影響で日をまたいでどこかに行くとか、知らない土地に行くことが難しいんですけど、映画ではバラバラだった人たちが少しずつ集まって新しい人生を歩みだすという話になってますので、是非お楽しみ頂けたら嬉しいです。どうもありがとうございました。

緒形:いよいよこれからお披露目ですが、ご覧いただいた感想をどんな形でもいいんで、つぶやいていただけたら。優しくね、岡田くんみたいに。よろしくお願いします(笑)。

川口:2年前に撮影して、コロナ禍で当初より公開が遅れてしまい、皆さんのお顔を見る機会も全く減ってしまって、どうなるんだろうなって不安もあった中、今日は私のファンのみんなもチラホラ来てくださってるのが見えて、すごく嬉しいなと思います(笑)。ありがとう(笑)。この作品は一応ホラーと括ってますけど、いろんな見方ができる作品になっています。あんなに怖い予告からは想像もできないような、ちょっとクスッと笑える部分があったり、要と輝夫さんの兄妹愛を感じる場面もあったり。皆さんがどんな感想を持ってくれるのかとても楽しみにしています。ぜひ楽しんでください。ありがとうございました。

岡田:日本のスタッフと韓国のスタッフで団結して作った映画です。ホラーとは謳っていますが、色んなジャンルが含まれている映画で、僕自身もこの映画を見て、とても意外性のある、クセのある映画だなと思っております。どうぞ楽しんで観ていただけたら嬉しいなと思います。本日はどうもありがとうございました。

『聖地X』
11月19日(金)劇場・配信/同時公開
監督・脚本:入江悠
原作:前川知大「聖地X」
出演:岡田将生 川口春奈 渋川清彦 山田真歩 薬丸翔 パク・イヒョン パク・ソユン キム・テヒョン 真木よう子 緒形直人
配給:GAGA 朝日新聞社

【ストーリー】 小説家志望の輝夫(岡田将生)は、父親が遺した別荘のある韓国に渡り、悠々自適の引きこもりライフを満喫中。そこへ結婚生活に愛想をつかした妹の要(川口春奈)が転がり込んでくる。しかし、韓国の商店街で日本に残してきた夫の滋(薬丸翔)を見かける要。その後を追ってたどり着いたのは、巨大な木と不気味な井戸を擁する和食店。無人のはずの店内から姿を現したのは、パスポートはおろか着の身着のまま、記憶さえもあやふやな滋だった。輝夫と要は別荘で滋を取り押さえ、東京にいる上司の星野(真木よう子)に連絡すると、滋はいつも通り会社に出勤しているという。では輝夫と要が捕まえた滋のような男は一体誰なのか?さらに妻の京子(山田真歩)が謎の記憶喪失に襲われた和食店の店長・忠(渋川清彦)は、「この店やっぱり呪われているかもしれません」と言い出す始末。日本人オーナー江口(緒形直人)いわく、店の建っている土地では、過去にも同じように奇妙な事件があったという。負の連鎖を断ち切るため、強力なムーダン(祈祷師)がお祓いを試みるも、封印された“気”の前には太刀打ちできない。この地に宿るのは神か、それとも悪魔か?彼らはここで繰り返されてきた数々の惨劇から逃れ、増幅し続ける呪いから解放されることはできるのか!?

©2021「聖地X」製作委員会