映画界を轟かす韓国映画界と日本映画の雄である入江悠監督がタッグを組み、前川知大が主宰するイキウメの人気同名舞台を、岡田将生が主演し、川口春奈がヒロインを演じて映画化する『聖地X』11月19日より公開・配信される。このほど、10月28日にスペースFS汐留にて完成披露試写会が実施され、キャストの岡田将生、川口春奈、緒形直人、入江悠監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。
MC:それではご挨拶をいただきたいと思います。まずは岡田将生さんです。よろしくお願いします。
岡田:輝夫役を演じさせていただきました岡田将生です。本日はお越しいただきありがとうございます。この映画は2年前に韓国で一ヶ月間撮影してきまして、やっと皆さんに観てもらえるということが嬉しく思います。本日はどうぞよろしくお願いします。
MC:続いて、要役の川口春奈さんお願いします。
川口:こんにちは、川口です。今日はたくさん来ていただいて、ありがとうございます。2年前に韓国で撮影させてもらって、ようやく完成して皆さんに観ていただけるということで、本当に嬉しく思います。どうぞよろしくお願いします。
MC:続いて江口役の緒形直人さん、お願いします。
緒形:皆さん、こんにちは。緒形直人です。本日は完成披露試写会にお越し下さり、本当にありがとうございます。2年以上経ってようやくこの日を迎えることができました。入江監督の最新作です。楽しんでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。
MC:そして本作の監督をされました、入江悠監督です。
入江:入江悠です。2019年に撮影を行って、その後コロナになってしまって、スタッフ・キャストと共に韓国であんなに幸せな時間を過ごせたのが夢のようです。観ていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
MC:今もお話いただいたように韓国オールロケということで、日本と韓国のスタッフの共同作業ということですが、岡田さんは何か驚いたことですとか、刺激を受けたこと、日韓の撮影方法の違いなどはありましたか?
岡田:韓国のスタッフの方々が、お茶飲み場みたいなところで、朝6時ぐらいからすごい辛いカップラーメンを食べてるのが、すごくかわいく見えて(笑)。僕は辛いものが苦手だったんですけど、「食べてみるか?」とか言われたり、そういうところからちょっとずつコミュニケーションが生まれていったので、朝の現場に行くお茶飲み場に行って、ちょっとだけ会話をするというのが日課になっていて、すごく楽しい思い出がありますね。
MC:そこを通して距離が縮まるようなことも結構多かったですか?
岡田:そうですね。韓国後はなかなか話せなかったのですが、通訳の方が常にいらしてくれて、僕の言っている言葉をすぐ通訳してくれて。ちょっとずつ積み重ねて、1か月間で良いチームができたんじゃないかなと思っています。
MC:川口さんは、日韓混合のスタッフの中で何か驚いたことはありましたか?
川口:みんなで、ちゃんと朝ごはんをとってから撮影に行くとか、昼もしっかり時間を設けて、近くの食堂にみんなで行ったりとかして、ご飯の時間はコミュニケーションをとる大切な時間になったし、日本で撮影しているとそんなゆっくりご飯食べてる時間もなかったり、バタバタしている中でちゃんとスケジュールが確保されていたっていう意味では、あの追われることなく皆さんとコミュニケーションを取りながら撮影できたのは本当に嬉しかったです。