MC:ありがとうございます(笑)。続いて小松さんが引いてください。
小松:はい。10代女性様。読みます。「私は将来、教員を目指しているのですか、人前に立って話すことに緊張してしまい、10分に一回噛んでしまいます。お二人はたくさんの人の前で話すときに噛まないように気をつけていることはありますか? また何かコツはありますか?」
MC:さあ、いかがでございましょうか?
小松:私は緊張しいなので、この現場でもそうなんですけど緊張して一生言えないんじゃないかっていうくらいにセリフが飛んでしまったりすることもありますし。でも、例えば舞台挨拶の時とか緊張してるときは「緊張しています。宜しくお願いします」みたいに前もって言っちゃって、ここぞというポイントはちゃんとしっかり話すというのを決めるようにしてます。
MC:緊張すると噛みますよね?
小松:噛みますよ。人間ですもん(笑)。どうぞ。
林:10分に一回だったら、全然大したもんだなーって思うというか。僕なんか、それよりも「声が聞こえない」とかよく言われますし(笑)。なので僕も発言がすごく怖くて、自分の意図していることが伝わらなかったすることもあったりして。話すことにすごく緊張するんですけど、でも無理せずというか自分のペースで、あまり周りを気にしすぎず話して、それでもやっぱり失敗したくないとか、ちゃんと思いを伝えたいなっていう時があったら、事前にしっかりと準備していって、徹夜して暗記して口が勝手に動くぐらいにするとかの手段もあるんじゃないですかね。僕もやりますし。こういう場が一番準備してきますね(笑)。
MC:ありがとうございます。さあ柿本監督いかがですか?
柿本:守るものがあるから緊張もするだろうし、失敗しちゃいけないとかいろいろ思うと思うんですけど、失敗しに行くっていう事がご自分の中で飲み込めたらいいのかなと思いますけどね。
MC:ありがとうございます。続いて、林さん、お願いします。
林:10代女性から。「私には昔からずっと好きな人がいます。相手は幼稚園の頃から仲の良い幼馴染の同性の女の子です。もし気持ちを伝えてしまったら友達には戻れないかもしれないと不安になり、いまだに気持ちを伝えられずにいます。このまま気持ちを隠し通すべきでしょうか? それとも思い切って気持ちを伝えるべきでしょうか? 難しい質問すみません」はい。ありがとうございます。まあ、自分の本当の気持ちを話して、その関係が崩れるんじゃないかって、恋愛に限らずあることだと思うんですけど、自分でじっくりとタイミングを見極めて、どうしても関係が崩れるのが悲しいことであるのであれば、まだ踏み出さなくていいと思いますし、勇気を持って伝えることによって、もしかしたらすごく傷ついてしまうかもしれないですけど、そこでしっかりと踏み出した自分を讃えてあげるというか、良い経験だったと言い聞かせるのが良いんじゃないかなと。必ず勇気を出したことによって、何かが前に進むことがあると思うので。はっきりとは答えられないですけど。
MC:小松さん、どうでしょう?
小松:自分がモヤモヤしているのなら、ちょっとずつでも伝えてみる方が納得がいくと思うし、その先に何かの答えが出せるんじゃないかなと思います。傷つくこともあるんですけど、それはたぶん成長できる第一歩だと思うので、自分のペースで進んでいってください。
MC:監督はどうでしょうか?
柿本:恋愛っていうのが、多分人が得ることのできる一番の感服剤というか、エネルギーなんじゃないかなって思うことがあって。それこそ恋するだけで、昨日と今日が全然違うとか、空の色が違って見えるとか、その状況をまずは楽しんでもらうというか。その気持ちがあるから何かできたり、または失敗するかもしれないけど、一人前になれるチャンスを、切符を手に入れるっていうか、そんな風に思うのでどんどん恋してもらいたいなと思いますよね。
MC:ありがとうございます(笑)。さあ、最後の質問です。小松さん、お願いします。
小松:はい、30代女性様。「私は写真を撮られることが苦手で、どのような顔をすればいいのかいつも困ります。表方として沢山のカメラを見てこられてきたと思いますが、どのようなことを意識しておられますか? 素人でも自然な表情を出すコツがあれば教えていただきたいです」
MC:何かポイントを教えてあげてもらえると嬉しいかなと。
小松:お仕事していても慣れないはなれないですね(笑)。取材をしている時も、遣都さんと一緒に写真を撮って頂くときも、「じゃあ向かい合って、見つめ合ってください」って言われるんですけど、役じゃないので照れくささがありますし、「どうしようね? ハハハ」のその笑いを撮ってもらっています(笑)。「しゃべってください」という要望にも、「何話そうか?」の笑顔だったり。その写真を切り取ってもらったりとかするので。どうですか、先輩?
林:確かに、撮っていただく方がフランクな方だと自然体になれたりすることもあって、僕も写真はずっと苦手で。菜奈ちゃんと並んで撮ると、自分が素人みたいだなと。周りの人達に「素人が紛れ込んでるぞ」って思われないかなと心配なぐらい(笑)。本当に菜奈ちゃんはキマるんですよね。いらないカットはないという感じで。僕は隙がいっぱいあるんですよ。だから僕も全然苦手で、だからこそすっごい集中して撮っていただいているんですけど。僕は顔に力が入っちゃって口をつぐんでしまうっていう指摘をされたことがあったので、ふっと軽く口を開けてます。