累計発行部数50万部突破を誇り映画化されたミステリー小説「罪の声」の著者である塩田武士が、大泉洋を主人公として当て書きし、表紙モデルにも起用したベストセラー小説を、主演に大泉洋、共演に松岡茉優、佐藤浩市を迎え、吉田大八監督が映画化する『騙し絵の牙』が、3月26日より公開される。このほど、3月25日に丸の内ピカデリーにて公開前夜祭が行われ、キャストの大泉洋、松岡茉優、宮沢氷魚、池田エライザ、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、佐藤浩市、吉田大八監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。
MC:映画完成から約1年熟成期間を経て、ついに明日公開となります。その気持ちと併せてご挨拶を頂戴したいと思います。アクリル板を入れさせていただきます。(背景のセットを覆い隠していた布が落ちて、大泉の顔が現れてしまうハプニングが)
松岡:ああ! 見えちゃった!?
大泉:見ないで〜!まあ…、見えたところで、ねえ?あれですけど。
松岡:これ、何のタイミングで見える予定だったんですか?
MC:本当はもう少し早かった予定でしたね。
大泉:あ、逆に遅くなってのこれ?
MC:ちなみにもう一個補足しますと、会場の皆さん、これが出来上がる様を見てますので、なにが出るかちょっと分かってた状態で(笑)。
松岡:何が何やらじゃないですか。
大泉:ずっとグダグダなの?
MC:いえ。ここからビシッと締めていきたいと思います。よろしくお願いします。大泉さん、明日公開になります。ご挨拶と共にお気持ちをお願いします。
大泉:いや皆さん今日はどうもありがとうございます。東京の緊急事態宣言が一応あけまして、このように本当に満席でお客様にお集まりいただくというのが、本当に感慨深いですね。いつぶりなのかなぁというぐらいの気持ちがありまして、ありがたい、ありがとうございます。こういう状況でしたから試写会というものをまったくやれていない映画でございましたので、今日が本当に初めて一般の皆様に映画館で観てもらうという記念すべき日でございます。初日は明日でございますけど、ぜひ今日観ていただいてなんか皆さんの感想を色々お伺いしたいなというふうに思っておりますので、ぜひ帰りにですね住所を書いてください。私、家を訪ねたいと思いますので、ランダムでね(笑)。訪ねますので、書いていってください(笑)。よろしくお願いします。本日はありがとうございました。
MC:宜しくお願いいたします、ありがとうございます。そして新人編集者、高野恵役の松岡茉優さんです。お願いします。
松岡:皆様お久しぶりです。松岡です。やっぱり舞台挨拶でもないとお会いする機会がなかなかないのでついついお久しぶりですと言いたくなってしまう気持ちです。今日は満員のお客様というふうに伺ってなかったので、びっくりしました。いろいろ変わってしまったけど様々な事に気をつけて、これからもこの場があり続けたらいいなと改めて思ってます。今日は皆様、ご覧になっていただいたということで、どんな感じだったかなぁと思いつつ、あとでいろんな話ができたらと思いますので、今日は楽しんでいってください。ありがとうございます。
MC:ありがとうございます。そして新人カリスマ作家・矢代聖役、宮沢氷魚さんです。お願いします。
宮沢:皆さんこんばんは、宮沢氷魚です。本当にこの景色が久しぶりすぎて、やっぱり人がいると全然違いますね。なんか温度感というかやっぱり皆さんの熱量をすごく感じますので、今日は実に短い時間ですけど、みなさんと楽しい時間を過ごせるように頑張りますのでよろしくお願いします。