「家政婦のミタ」、「過保護のカホコ」、「同期のサクラ」など多くのヒットドラマを生み出してきた稀代の脚本家・遊川和彦の監督第2作で、波瑠が主演を務めるラブストーリー『弥生、三月 -君を愛した30年-』が、3月20日より公開される。このほど、2月19に笹川記念会館 国際ホールにて完成披露試写会が行われ、波瑠、成田凌、岡田健史、小澤征悦、黒木瞳、遊川和彦監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC：それでは皆さんから一言ずつご挨拶をいただきたいと思います。まず初めに、正しいことに真っ直ぐ突き進み、強い信念を持つ主人公の弥生を演じました波瑠さんです。

波瑠：皆さんこんにちは。今日はお越しいただきまして本当にありがとうございます。弥生役を演じさせていただきました波瑠です。こうして皆さんに観ていただける日が来て、とても嬉しく思っています。短い時間ですがどうぞ楽しんでいってください。宜しくお願いします。

MC：ありがとうございます。続きまして天性の明るさで人生をかけて弥生を支えるサンタこと山田太郎を演じました成田凌さんです。

成田：こんにちは、成田凌です。山田太郎という役を演じさせていただきました。まさかの岡田君のお父さん役ということで（笑）。大丈夫でしょうか…（笑）。記念すべき岡田くんの初めての映画の舞台挨拶、一緒に映画に出られて光栄です。短い時間ですがよろしくお願いします。

MC：ありがとうございました。弥生の影響で教師を目指す事になった太郎の息子、あゆむを演じられました、映画初出演になりました岡田健史さんです。

岡田：成田凌さんの息子のあゆみ役を演じさせていただきました岡田健史です。初めての映画がこの『弥生、三月』で、こういう華やかな場所に今立てていることを、とても幸せを感じながら今、ここにいます。今日はよろしくお願いします。

MC：岡田さん、緊張してますか（笑）？

岡田：緊張します（笑）。

MC：どうぞよろしくお願い致します（笑）。続きまして弥生を温かく見守る配偶者、白井卓磨を演じられました小澤征悦さんです。

小澤：白井役をやらせていただきました小澤征悦です。今日は映画初舞台挨拶ということで、緊張して…（笑）。いや、すいません（笑）。僕の大好きな遊川組に出られてすごくうれしく思っておりますし、素晴らしい映画となったと信じております。よろしくお願いします。

MC：ありがとうございました。続きまして、根っからの明るい性格で弥生と太郎の背中を押していく太郎の母、山田真理亜を演じられました、黒木瞳さんです。

黒木：黒木瞳です。こんばんはー。成田さん扮する太郎のお母ちゃん役をやらせていただきました。遊川監督の作品に初めて出させていただいて、大変貴重な時間を過ごさせていただきました。楽しかったね（笑）。

遊川：ありがとうございます（笑）。

黒木：ありがとうございます（笑）。

MC：そして最後に、この作品の脚本、監督を務められました遊川和彦監督です。

遊川：えっと、皆さんの挨拶があまりにも短いので、自分の用意したものと格差がありすぎて戸惑っているんですが、ちょっと喋ります。最近『パラサイト』がアカデミー賞を受賞しまして、日本映画関係者はちょっとショックを受けていると思うんですが、その差はどこなのかと最近ちょっと思うんですが、日本映画と韓国映画の違いは日本映画は役者の芝居とか、そういうものに対してもうちょっと深めていこうという気概というか熱が足りないんじゃないかと僕は個人的に思っています。今回は特に、このいらっしゃる方にそれをお願いし、「とにかく演じきってくれ」ということをお願いし、「掘り下げていきましょう」ということをお願いてとっても大変だったよね。撮影は本当に大変だったんですけども、見事に2人は演じきってくれたし、他の方は本当にフォローしてくれたという本当にいい作品になっていると思うので、是非楽しんでくださいってことを言いたかったのをうまく言えない僕がまだダメだなって感じです（笑）。

小澤：遊川さん、巻きで（笑）。

遊川：ありがとうございます！