【全文掲載】ボイメン水野勝、辻本達規に「先輩風を吹かされた」、市原隼人との共演には「胸が高鳴った」

MC:石本さんは、なにか印象に残っていることはございますか?

ドロンズ石本:そうですね、撮影の休憩のときは本当に学校の音楽室で待機してるんですけど、水野くんはずっと寝てましたよ。すごい寝てたもんね(笑)。辻本くんと水野くんは名古屋行ったりで大変だったみたいで、朝から来て辻本くんも寝てるし。だから辻本くんと水野くんの間で寝たんです、俺。すげえ嫌がられたんですよ(笑)。休憩時間も楽しかったですね。

水野:辻本くんは同じグループなんですけど、ドラマから参加しているので、この現場では先輩になるので、いろいろ教えてくれるんですけど、「生徒の子たちに好かれている」という話をしてきたんですよ。

辻本:うん、間違いなくね。

水野:でも、現場に入ったら僕、すぐに打ち解けて。本当に人気者になったんですよ。そしたら、「俺のほうが人気だし」ってライバル心を燃やしてきて。でも、そんなに人気なかったよね?

辻本:やめろよ! おいおいおい! ピっ!(と笛を吹く)僕のほうが人気はありましたよ!? ドラマ版から培ってきたものもありましたし!?

水野:新しく来た教育実習生ということで、いきなり人気が来たっていうね(笑)。

辻本:ゴウくん、そんなことないよね?

佐藤:そ、そうすね…(笑)。

MC:気を使わせちゃいましたね(笑)。

佐藤:僕はでも、鷲頭先生の話とかしてましたね(笑)。

水野:ごめんね、気を使わせて(笑)。

辻本:使ってない!マジな話だよね(笑)。一緒にカレー食べたもん(笑)。

水野:それはみんな食べたから(笑)。

辻本:食べたか…(笑)。

MC:佐藤くんはいかがですか。共演者との皆さんと思い出はありますか?

佐藤:休憩時間に市原さんと二人っきりのときがあって、僕が好きな飲み物があったんですけど、その飲み物が「すごい太る」と市原さんから聞いて、それから全然飲めなくちゃったんです。

辻本:ストイックお兄さんがでちゃった(笑)。

佐藤:飲みたいなとは思ってるんですけど。

市原:「歯を磨かないと、糖分が多いから」って(笑)。親心です(笑)。

MC:素敵な関係性ですね(笑)。武田さん、いかがでしょうか?

武田:そうですね、生徒のみんながすごく仲良くて、打ち解けるのも早くて一緒にバスで帰ったんですけど、都内から二時間くらいかかるところで撮影をしてたんですけど、二時間ずっとしゃべって(笑)。本当に仲が良くて、一緒に宿題もやってるし、本当のクラスにいる気分でした。本当に先生の気分が味わえたというか(笑)。

MC:辻本さんがめっちゃ「僕もそうです」みたいな顔で見てますけど。

辻本:いや、僕は逆に集合時間ギリギリに行ったら、生徒たちで座席が埋まってて、補助席に座ることになって(笑)。次の日はちょっと早めに行きました(笑)。本当に中学生と同じ目線で座席取りの勝負をしてました。

MC:「絶対補助席座らないぞ」って(笑)。

辻本:そうです(笑)。生徒が多いから(笑)。

水野:僕も前情報でもらっていて(笑)。

辻本:言っておきましたら。「早めに行かないと、補助席だからね」って(笑)。

水野:すごい先輩風を吹かされました(笑)。

MC:市原さんはいかがでしたか?共演者の皆さんと話せる機会とかありましたか?

市原:甘利田は孤独な男なので、ちょっと意識して、距離を置いているところがあったかもしれないです。芝居で会話ができればという。だからすごく、ご飯一緒に行きたいです(笑)。

MC:以前のイベントでも喋りたいって言ってましたもんね。

市原:そうですね。でもキャラクターの魅力が漏れるともったいないなと思ったので、なんの看板を背負ってきたかというと、映像に形だけじゃなくて、過程とかプロセスも、人間性とか皆さんの良さが映ればいいなと。そこはずっと見てましたね。

MC:そういう気持ちが作品の魅力につながったと思うんですけど、それでも飲み物のときだけは佐藤さんに…

市原:太るぞって(笑)。

MC:ありがとうございます(笑)。明日はバレンタインデーということで、学生時代の思い出や理想のバレンタインデーを教えてもらいたいんですが、辻本さんから伺ってもいいですか?

辻本:俺から(笑)!? 俺!?

水野:ちゃんと見ておいた方が良いよ(笑)。

辻本:やめろやめろ! これから大事故起きるんだから(笑)。

水野:自分で言うなよ(笑)。

辻本:えーっと、人生で一番もらったバレンタインは3つ…。

水野:ずっと気になってたんだけど、喉にコッペパン挟まってない?

辻本:挟まるかい(笑)!? コッペパン食べてから来てないから(笑)。

水野:違うの? ハスキーだから。

辻本:緊張で(笑)。でも、理想のバレンタインはありますよ。明日ですよ? せっかくこういう世界に入ったので、綺麗な女優の方から(武田を凝視して)一回もらってみたいなって思って(笑)。

水野:いとうさんにですか?

辻本:すいません、武田さんに言ってしまいました(笑)。まい子さんももちろん(笑)。

水野:いとうさん、実はくださったんですよね。みんなに。

辻本:玲奈ちゃんはまた後であるんだもんね?

武田:はい、後で渡します(笑)。

辻本:あるんだ!? やった!って俺、モテない男、丸出しじゃん…。

MC:ちょっと辻本さんの話でだいぶいってしまいましたのでこれで(笑)。お話うかがいましたけど、今日はなんと佐藤さんから市原さん、武田さんに、お渡ししたいものがあるということで。佐藤さん、どうぞ!


▲佐藤がチョコレートコッペパンを、市原と武田にプレゼント。

MC:コッペパンに板チョコを挟んで、バレンタインチョココッペパンを作ってくれました! ありがとうございます。受け取った感想はいかがですか?

武田:とても美味しそうなコッペパンをいただいて、とても嬉しいです(笑)。

MC:市原さんはいかがでしょうか?

市原:映画の中ではもっと凝ってるんですよ。ダイナミックで(笑)。

MC:本日は素敵なチョコをありがとうございます! それでは最後に皆さんを代表しまして、市原さんと綾部監督からご挨拶をいただきたいと思います。まずは綾部監督からお願いいたします。

綾部:我々スタッフ・キャストが、大好きな作品となっています。渾身の力作です。絶対に面白いと喜んでいただけると思っております。我々の思いは純粋に1人でも多くの方に観ていただきたい。もし観ていただいて、気に入っていただけたらですね、ぜひ周りの方に声をかけていただいて、この作品が大きく旅立っていけるように応援していただければと思います。よろしくお願いいたします。

市原:さっきも言ってたんですけど、子どもたちが出てるんですよ。本当に輝いているので、自分は子どもが好きで、どんな国でも地域の子どもたちでも、どんな境遇の子どもたちでも、いろんな選択肢がある未来を願っています。その中のひとつだと思っていますので、映画というエンターテイメントの中で、子どもたちが輝いているので、そこをぜひ観てください。そして、生まれたての赤ん坊から100歳をこえる方々まで楽しんでいただける作品ができました。これは10年経っても、50年経っても流行りもいろいろなニーズも超えて、愛される作品だと思っています。作品と言うのは、現場では作り手のものだと思っています。僕らのものだと思っています。何があっても、技術スタッフ制作スタッフ、俳優部、みんなが一丸となって魂を込めて作っています。ですが、観ていただいてもらった瞬間に皆様のものとなりますので、我々が本当に敬愛するチーム「おいしい給食」を皆様が愛していただきたいです。そしていつまでも、大切にかわいがっていただけると願っております。そして3月6日の映画もぜひ、封切りも楽しみにしていいただけたらと思っています。本日は短い時間ですけど、本当にありがとうございました。失礼します。

『劇場版 おいしい給食 Final Battle』
3月6日(金)より、ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国公開
監督:綾部真弥
脚本:永森裕二 綾部真弥
主題歌:松本大輝「君の花」
出演:市原隼人 武田玲奈 佐藤大志 豊嶋花 辻本達規 水野勝 直江喜一 ドロンズ石本 いとうまい子 酒向芳
配給:AMGエンタテインメント イオンエンターテイメント

【ストーリー】 1984年。給食マニアの教師・甘利田幸男(市原隼人)に衝撃が。なんと、学校から給食が無くなるというのだ!!「どちらがよりおいしく給食を食べるか」という超絶給食バトルを甘利田と繰り広げている生徒の神野ゴウ(佐藤大志)は、“給食革命”を目指し、生徒会選挙に出馬すると高らかに宣言。そんな二人を見守る新人教師の御園ひとみ(武田玲奈)の心労は果てしない…。給食一筋ウン十年。甘利田は愛する給食を守るため、史上最大の給食バトルに打ってでる!

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