【全文掲載】山田涼介が「ぺろんぺろん」になっても消したくない記憶と、スタッフに“厳重注意”された消したい記憶とは?

シリーズ累計50万部を超える織守きょうやの小説を、主演にHey! Say! JUMPの山田涼介を迎えて映画化する『記憶屋 あなたを忘れない』が、2020年1月17日より公開される。このほど、12月10日に丸の内ピカデリーにて完成披露メモリアルイベントが実施され、キャストの山田涼介、芳根京子、佐々木蔵之介、蓮佛美沙子、泉里香、濱田龍臣、平川雄一朗監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

それではお呼びいたしましょう! 山田涼介さん、芳根京子さん、佐々木蔵之介さん、蓮佛美沙子さん、泉里香さん、濱田龍臣さん、そして平川雄一朗監督です! 改めて大きな拍手をお送りください! まず初めに、恋人から自分だけの記憶が消えてしまいその記憶を取り戻そうと奮闘する吉森遼一役を演じられました山田涼介さんです。

山田:はい、ひたすら奮闘しまくります(笑)。吉森遼一役を演じました山田涼介さんです。皆さん、これからご覧になるんですよね? 今日は存分に楽しんでいってください。よろしくお願いします。

MC:続きまして遼一の幼なじみで、遼一を手伝う川合麻紀を演じられました芳根京子さんです。

芳根:皆さん、こんばんは。川合麻紀役を演じました芳根京子です。一年前の今頃に撮影をして、やっと今日皆さんに観ていただけることを本当に嬉しく思います。今日はよろしくお願いします。

MC:ありがとうございます。続きまして、とある理由で遼一と一緒に記憶屋を探す弁護士、高原智秋を演じられました、佐々木蔵之介さんです。

佐々木:とある理由、言いましょうか?(笑)。まだ大丈夫?(笑)。よろしくお願いいたします(笑)。

MC:ありがとうございます。続きまして、ある日、恋人の遼一との記憶だけを失った遼一の彼女、澤田杏子を演じました蓮佛美沙子さんです。

蓮佛:皆さん、こんばんは。澤田杏子役を演じさせていただきました蓮佛美沙子さんです。私はこの作品がすごく好きでして、実際に試写でもう観ているんですけど、自分とたくさん対話ができる映画なんじゃないかなと思って、なので今日は皆さんに観ていただいて、人間のエゴとか、人と人とが寄り添って生きていく上で大切なことはなんだろうとか、いろいろなことを自分の中に問いかけてもらって、いろんな人に伝えていってもらいたいです。今日はよろしくお願いいたします。

MC:ありがとうございます。続きまして、高原弁護士事務所で助手として働き、記憶屋について調べていく安藤七海を演じられました泉里香さんです。

泉:皆さん、こんばんは。安藤七海役を演じさせていただきました、泉里香です。今日は楽しんでいってください。よろしくお願いいたします。

MC:ありがとうございます。続きまして、遼一と同じように、自分の身近な人が記憶を失ってしまった高校生、関谷要を演じられました濱田龍臣さんです。

濱田:よろしくお願いいたします。関谷要役を演じさせていただきました濱田龍臣さんです。今日は、皆様、楽しんでいってください。よろしくお願いいたします。

MC:そして、最後に本作のメガホンを取られました平川雄一朗監督です。

平川:監督の平川です。本日はお越しいただいてありがとうございます。一般の方は初めてですかね。今日、観ていただいて楽しんでいただいて、いい映画だなと思ったらぜひ宣伝してください。よろしくお願いいたします。応援してください。

MC:ありがとうございます。まずは山田さん、本日初めて一般の方々のお披露目となりました。今のお気持ちはいかがですか?

山田:約一年前に撮影した作品がこうして皆様のもとに届くことを本当に嬉しく思っています。この感動の物語を、皆さんがどう受け取るのかが一番の楽しみですね。人それぞれ受け取り方がぜんぜん違うと思うので、楽しみですね。

MC:本作の主人公を演じられるに至って、もちろん主人公が奮闘しますけど、山田さんは撮影前、撮影中も試行錯誤されたのではないかと思うのですが、監督とはどのようなお話をされたのですか?

山田:いろいろ話しましたね? ああした方が、こうした方がって。僕だけじゃなくて、他のキャストの皆さんも。台本を見ると少し難しいお話なんですよ。なんで、どうやったらこれを分かりやすくお客さんが受け取ってくれるのかなというところも考えながら、監督とは現場で、みんなそれぞれ話し合いながら演じていったんじゃないかなと思います。

平川:そうですね。特に蔵之介さんは脚本を変えて、いろいろとアドバイスをいただいて。この映画にすごく貢献していただいた功労者ですから(笑)。

佐々木:いや、SFってファンタジーなので、どこまでお客さんに浸透させていくかが大変かなと思いましたもんね。

MC:山田さんの集中力もすごかったとお聞きしましたが。

平川:すごいんですよ。というか、さっき山田くんとも話して、山田くんに謝りたいことがあるんですけど、テイク1で山田くんが泣きすぎたんじゃないかと思って、テイク2では涙を流さないでくれと話したんですけど、結局テイク1を使って。

佐々木:そうなんや!

平川:そうなんですよ。だから申し訳ないなと思って(笑)。

山田:だからあそこで言ったじゃないですか?

佐々木:これでもう一回やるか!?と思ったもん。「もう一回」と監督が言って、(山田が)「はい」って言ったから…。

山田:正直、あのときは何を言ってるんだろうなと思って(笑)。これ、もう一回やる!?と思って(笑)。

MC:ありがとうございます(笑)。そして芳根さん。今、どのようなことが記憶に残っていますか?

芳根:そうですね…記憶に残っていること…。

山田:記憶屋に消されたか?(笑)。

芳根:忘れちゃったかな…(笑)。でも、すごく戦ったかなという印象です。というのも、監督は「これでいい」とOKを出す方ではないので、その分、何回も何回もワンシーンをやったけど、でもその分、いろいろな麻紀を自分で見ることができたからすごくありがたかったと思いますし、妥協せずに何度も挑戦させてもらえたことというのも、何度もお付き合いいただいたことも本当に感謝しております。