【全文掲載】杉野遥亮「洗濯はするんですけど、服はそのまま…」ズボラだけど洗濯男子をアピール!

MC:ぜひ、運動しつつ、これからも食事を楽しんでください。ありがとうございます。最後に監督もお願いします。

朝倉:今日は、本当にきていただいた方々、ありがとうございます。予告が何パターンかありまして、この映画は殺人鬼が出てくるので血しぶきだとか、人がたくさん死んでしまったりだとかしますけど、ホラー映画要素もいくつかあったりするんですけど、私がこういう映画を作っておきながら18歳ぐらいまでホラー映画とか怖いテレビとか漫画とか、一切観られなくて。

杉野&福原:意外…(笑)。

朝倉:テレビとかで怖いシーンをやってたら(耳を塞いで)ワーっとやるような。なにも聞こえなくして、目を閉じて。ずっとそうやってきた18年間だったんですね。なんですけど、気がついたら血しぶきが出るような映画を撮っていて(笑)。

福原:何があったんですか?

杉野:何かがあったんだろうね?

朝倉:映画が好きでホラー映画も観てみたいという欲が勝っちゃって、映画好きとしてホラー映画を観てみたくなっちゃったんです。そしたら、すごい面白くて。観てない分、すごいハマってしまって。どっぷり浸かっちゃって(笑)。

MC:ホラーが苦手だった監督が撮った作品というのを念頭に置いて観ると一層楽しめるかもしれないですね。

朝倉:だからホラーが苦手な方も、もしかしたら楽しんでいただけるところがあるのではないかなと思っています。

MC:ありがとうございます。では、最後になりますが主演の二人から締めのご挨拶をいただきたいと思います。まずは福原さん、お願いします。

福原:すごい短い時間でしたが、本当にありがとうございました。楽しんでいただけましたか?(会場拍手)良かった(笑)。ありがとうございました。この映画は結構スパイスが効いたラブコメディになっています。ちょっと怖いと言われたりもするんですけど、可愛らしい部分だったり、黒須くんと宮市の真実の愛がすごい細かく描かれていて、楽しんでいただけたら嬉しいなと思うので、ぜひいろいろなところに注目しながら観ていただけたら嬉しいです。あと、黒須くんの印象的なセリフで「宮市さんのことがまるっと好きです」っていうセリフがあるんですけど、皆さんにも、まるっとこの映画を好きになっていただけたら嬉しいなと思います。本日は本当にありがとうございました。

MC:ありがとうございました。杉野さん、お願いします。

杉野:本日はお越しいただきありがとうございました。ちょうどこの舞台挨拶の前に、ご飯食べているときに、マネージャーさんから「ある監督が言ってた言葉で、表現することで過去を変えることはできないけど、未来を変えることはできる」っていう言葉をもらったんですね。それってすごくステキで、僕たちが作品として形に残ることをすることで、誰かの記憶に刻まれるというか。僕たちの舞台挨拶を観たいという思いで来てくれている方がほとんどの中で、僕たちも少なからず未来を変えているんだなと思ったというか。この仕事の醍醐味じゃないですけど。それをとてもすごくステキだなと思ったんですよね。この映画も最後どうなるとか、こうが良かったというのは人ぞれぞれだし、それには正解があるのかもしれないですけど、それはないということでもあるというか、正解も不正解もないと思うんですよ。だから、ちゃんと最後まで映画を観ていって一人ひとりの心の中に残ってくれればなと、それが僕たちの本望でもあるなと思いました。ぜひ、今日は最後まで映画を観ていってください。よければ、いろいろなところで感想を見たいので、よろしくお願いいたします。ありがとうございます(笑)。

『羊とオオカミの恋と殺人』
11月29日(金) TOHOシネマズ 日比谷他 全国ロードショー
監督:朝倉加葉子
脚本:髙橋泉
出演:杉野遥亮 福原遥 江野沢愛美 笠松将 清水尚哉 一ノ瀬ワタル 江口のりこ
配給:プレシディオ

【ストーリー】 大学受験に失敗し予備校もやめ引きこもり、ライフラインを絶たれ絶望した黒須(杉野遥亮)は、壁につけたフックで首吊り自殺を図るもあえなく失敗。その弾みで偶然にも、壁に穴が空いてしまう。穴を覗くと、美人で清楚な隣人・宮市さん(福原遥)の生活が丸見えで…。その日から穴を覗くことが生き甲斐になり、どんどん宮市の虜になっていく黒須。しかし、ある日彼女が部屋で行っている凄惨な殺人行為を目撃してしまい、声をあげてしまう。目撃行為が見つかってしまった黒須はつい宮市に愛を告白。殺されるかと思いきや、結果彼女と付き合うことに。アルバイトも始め、デートをし、部屋では宮市の手料理を食べ、幸せ絶頂の黒須。しかし宮市は、黒須とのデート中も構わず殺人を犯し…。次は自分が殺されるのか?黒須の運命はいかに!?

©2019「羊とオオカミの恋と殺人」製作委員会 ©裸村/講談社