杉野遥亮が笑っちゃうほど「大好き」な女性共演者とは!? 自身の意外な一面にも会場ざわつく

1000万ダウンロードを突破している人気漫画アプリ「マンガボックス」で閲覧数1位を独走したコミック「穴殺人」を、杉野遥亮、福原遥のW主演で実写映画化した『羊とオオカミの恋と殺人』が、11月29日より公開される。このほど、11月7日にTOHOシネマズ 日比谷にて完成披露舞台挨拶が実施され、キャストの杉野遥亮、福原遥、江野沢愛美、江口のりこ、朝倉加葉子監督が登壇した。

映画初主演となった杉野。「初主演について意識はしていなかった」そうだが、それよりも「最初に台本を読んだときの衝撃がすごかった」と、当時の様子を振り返った。殺人鬼を好きになってしまうニート役については、あまりにも「かけ離れ過ぎていて」動転したそうだが、「かけ離れたように思えるけど、リアルに感じられるところがあればいいなと思いつつ」撮影に臨んだという。

杉野との共演は一年ぶりだったという福原。「お互い人見知りだから、また初対面のように戻っちゃって。『どうも、お久しぶりです…』みたいな(笑)」とぎこちない関係から撮影をスタートさせたとのこと。映画のオファーがある前に、当時の取材で「殺人鬼の役をやりたい」と言っていたそうで、「こんなにすぐにできるとは!?」と今回の殺人鬼役で願いが叶ったことを喜んでいた。

杉野との共演は二度目だという江口は、杉野に対して「全然面白くないところで笑うんですよ!本当にやめてほしくて」とチクリ。MCから「どうして笑っちゃうんですか?」と聞かれた杉野は「大好きだから(笑)」とサラリと答えると、現場でその様子を見ていた江野沢から「杉野くんは江口さんが来るとすっごいニコニコして。江口さんが帰られてしまうと、あからさまにテンションが下がる」ことを暴露されていた。

まだ世の中に知られていない自分の意外な一面ついて聞かれた杉野は「よく『カワイイ』とか言われるんですけど、甘えるより引っ張っていきたいタイプ」だと告白。会場の女性ファンがどよめく中、杉野は「そういった意味では(イメージとは)真逆なんですかね?」と照れ笑いを浮かべていた。

『羊とオオカミの恋と殺人』
11月29日(金) TOHOシネマズ 日比谷他 全国ロードショー
監督:朝倉加葉子
脚本:髙橋泉
出演:杉野遥亮 福原遥 江野沢愛美 笠松将 清水尚哉 一ノ瀬ワタル 江口のりこ
配給:プレシディオ

【ストーリー】 大学受験に失敗し予備校もやめ引きこもり、ライフラインを絶たれ絶望した黒須(杉野遥亮)は、壁につけたフックで首吊り自殺を図るもあえなく失敗。その弾みで偶然にも、壁に穴が空いてしまう。穴を覗くと、美人で清楚な隣人・宮市さん(福原遥)の生活が丸見えで…。その日から穴を覗くことが生き甲斐になり、どんどん宮市の虜になっていく黒須。しかし、ある日彼女が部屋で行っている凄惨な殺人行為を目撃してしまい、声をあげてしまう。目撃行為が見つかってしまった黒須はつい宮市に愛を告白。殺されるかと思いきや、結果彼女と付き合うことに。アルバイトも始め、デートをし、部屋では宮市の手料理を食べ、幸せ絶頂の黒須。しかし宮市は、黒須とのデート中も構わず殺人を犯し…。次は自分が殺されるのか?黒須の運命はいかに!?

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