MC:ありがとうございます(笑)。柄本さんはいかがですか?
柄本:そうですね、木村さんは松坂さんとおっしゃってましたけど、僕は杉野さんですかね。初対面だったんですけど、今回の仕事において、殺陣をやらなくてはいけないんですけど、やっぱり初対面って緊張するし、思いっきりいけないんじゃないかとか、怖い人なんじゃないかとか。初対面が殺陣の稽古だったので、不安だったんですけど、杉野氏のこのキラキラの目を見た段階で、すごい素直な方なんだなと思って、思いっきりいけると思って、だからこの仕事における僕のヒーローは、あの時の杉野くん、君だよ。
杉野:ありがとうございます(笑)。
MC:そんな杉野さんは、どなたがヒーローですか?
杉野:えっと…、柄本さんはこう言ってくれているんですけど、僕はやっぱり松坂さんが…(笑)。ヒーローだなと思います(笑)。
柄本:フラれる形にはなったね(笑)。
杉野:(笑)。やっぱりデビューのときから近くで見ていてくれてというか、僕が見させていただいてるということもありますけど、いつも頑張って頑張って、同じ作品に出させていただいても、さらに先を走っている姿だったり、バラエティ番組でもそうですけど、優しいですね、本当に。つたない僕をいつもフォローしてくれて、ヒーローだなってすごい思います。ありがとうございます。
松坂:いやいや、こちらこそ(笑)。うちの事務所は、そういう教育のもとでやっておりますので、いずれ杉野も後輩ができたらやるようになるんじゃないでしょうか。
杉野:ありがとうございます(笑)。
MC:ありがとうございます(笑)。ちょっと柄本さんが悲しそうな顔をしてますが(笑)。
松坂:本当に、佑さん、ありがとうございます。
杉野:ありがとうございました。すいません(笑)。
柄本:いえいえ、いえいえ(笑)。
MC:石丸さんはいかがですか?
石丸:お前たち、本当に。「仮面ライダー」とかいろいろあるだろうが? もー、この辺でグルグルっと回して(笑)。私の場合はね、時代劇の忍者ですよ。猿飛佐助です。必ず時代劇といったら忍者が出てきて、分身の術とかに憧れましたよ。猿飛佐助です。
MC:谷原さんはいかがですか?
谷原:僕は佑くんと言いたいところなんですけど、観ていただいたら出てくるんです、黒岩十三郎というのが最高なんです。悪役として、かなり濃いキャラクターです。「じゅうざぶろおおおう!」って出てきますから(笑)。そこは楽しみにしてください(笑)。
MC:ありがとうございます。それでは最後に作品を代表しまして、松坂さん、今からご覧になる人に向けて、メッセージをお願いします。
松坂:皆様、本日はありがとうございます。ここまで来たら、本当に何も言うことはありません。撮影を終えてから、この日まで導いてくれた宣伝部の皆様、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございます。ようやう、この日を迎えられたこと、本当に嬉しく思い、そして京都で撮影した、約一ヶ月弱ですかね。京都のスタッフさんと一緒に作った令和初の時代劇エンターテイメント作品です。とても観やすくなっていて、時代劇を観てない方でも楽しめる作品になっていると心から思います。後は皆さんに受け取ってもらうだけなので、存分に楽しんでいただいて、その感想はまだ観ていない方に伝えていただけると幸いです。今日は最後まで楽しんでいってください。本日はありがとうございました!
『居眠り磐音』
5月17日(金)より全国ロードショー
監督:本木克英
原作:佐伯泰英「居眠り磐音 決定版」(文春文庫刊)
脚本:藤本有紀
音楽:髙見優
主題歌:MISIA「LOVED」
出演:松坂桃李 木村文乃 芳根京子 柄本佑 杉野遥亮 佐々木蔵之介 陣内孝則 谷原章介 中村梅雀 柄本明
配給:松竹
【ストーリー】 主人公・坂崎磐音(松坂桃李)は、故郷・豊後関前藩で起きた、ある哀しい事件により、二人の幼馴染を失い、祝言を間近に控えた許嫁の奈緒(芳根京子)を残して脱藩。すべてを失い、浪人の身となった―。江戸で長屋暮らしを始めた磐音は、長屋の大家・金兵衛(中村梅雀)の紹介もあり、昼間はうなぎ屋、夜は両替屋・今津屋の用心棒として働き始める。春風のように穏やかで、誰に対しても礼節を重んじる優しい人柄に加え、剣も立つ磐音は次第に周囲から信頼され、金兵衛の娘・おこん(木村文乃)からも好意を持たれるように。そんな折、幕府が流通させた新貨幣をめぐる陰謀に巻き込まれ、磐音は江戸で出会った大切な人たちを守るため、哀しみを胸に悪に立ち向かう―。
©2019映画「居眠り磐音」製作委員会