MC:ありがとうございます。そして柄本さん。先ほど、おっしゃっていましたが、ご自身も時代劇ファンということですけど、そんな柄本さんが感じる本作の魅力ってどういったところにありますか?
柄本:本作の魅力…。そうですね…。そこ、俺?(笑)。でも、思うこととしては、いろいろ時代とともに、時代劇のあり方が変わってきていると思いますし、例えば引っ越ししてみたり、今度やる映画で忠臣蔵にお金かかってたんだなみたいな話とか、武士の献立を作ったりとか、ちょっと時代とともに変わっているような気がするんですけど、今回の『居眠り磐音』に関してはド直球にエンターテイメント娯楽作としての時代劇なんじゃないかなと思います。一番の王道になっているんじゃないかと思っております。大丈夫ですか、監督(笑)。OKですか?(笑)。(監督がうなずき)ありがとうございます(笑)。僕が思うに、一番の王道をドーンと堂々と通すということで、割と難しいような気がするんですよね。だけど、そこを見事に。いろいろな時代劇が派生する中で、一本の柱として立ってるなという感じはします。
MC:若い人に入り口として楽しんでいただきたいですよね。
柄本:これを観て、時代劇が好きになっていただければと思いますが、たぶんなっちゃうと思います。
MC:分かります(笑)。ありがとうございます。そして杉野さん。時代劇へのご出演は初めてでいらっしゃいますけど、マゲとか時代劇ならではのものがいろいろあると思うのですが、ご自身でご覧になって、その姿というのはいかがでしたか?
杉野:え…(笑)。あのう…、似合ってるかもな…と思いました(笑)。
MC:ご自身でも似合っていると思いました(笑)?
杉野:意外と悪くないなと思いました(笑)。
MC:どの辺りがお気に入りポイントでしたか?
杉野:あの…(笑)。なんか、僕だけ質問がちょっとおかしくないですか? 大丈夫ですか(笑)? でも、母親に「マゲが似合ってる」と言われたんですよ。「俺もそう思うよ」と返したら、「産んだの私だからね」って言われて(笑)。感謝しましたね(笑)。
MC:お母さんも似合うと。
杉野:言ってくれましたね。
MC:今、松坂さんと柄本さんもうなずいていらっしゃいましたけど(笑)。
松坂:似合ってましたよね?
柄本:似合ってましたねえ。
松坂:ものすごいフィットしてるなっていう。
柄本:すごく完璧だなって。寸法測って作ったなっていう(笑)。非常にカッコイイなと思いました。あと、身体のバランスがとっても綺麗で、マゲが綺麗に決まってるなと思いながら、一緒にやらせていただいておりました。褒めました。
杉野:ありがとうございます(笑)。