MC:ありがとうございました。それでは早速お話を伺っていきたいと思います。まずは斎藤工さんに伺いたいと思います。斎藤工さんは和田誠監督の『麻雀放浪記』がご自身の生涯の映画ベストにも入るとおっしゃっていたんですけれども、どんなところが特に魅力でございましょうか。
斎藤:皆さん、観たことがありますか?観たことがある方。…それ以外ないということですね、当然。高品格さんのあるシーンが後半にあるんですけど、映画というフィクションを観ているはずなんですけど、ドキュメントを観ている、子供心にある種のトラウマを抱いた映画でもありました。戦後、日本の人々はこうやって立ち上がって自分を犠牲にしながら何かを掴んで今に至ったんだなと、見えない何かを強烈に成分として吸収しちゃったんですよね。だから自分の一部じゃないですけど、そういう作品でした。
MC:2020バージョンも皆さん楽しみですよね。ありがとうございました。では、ももさんに伺いたいと思いますけれども、今日はそのシマウマを持っている理由も私から説明させていただきたいと思います。ドテ子は『麻雀放浪記』の原作にも出てくるキャラクターですけれども、今回の作品では、シマウマと“いたして”しまう。何だ?と皆さんは思ったと思いますけど。
もも:何をっていう感じですよね(笑)。
斎藤:想像通りのことを…。
もも:そうですね。そうなんですよ。
MC:どうでしたか?大変だったと思うんですけれども!
斎藤:シマウマはどうでしたか?って(笑)。
もも:まず映画のお話がきているというのを聞いて、わりと最初の時点でシマウマと“いたす”役っていうのだけざっくり聞いていたので、「あー、うん、うん。…うん?」という感じから始まったんですけど。ドテ子のキャラクターはぶっ飛んでいるんですが、私とリンクするところもあったりとかして。
白石:最初にお会いした時も、「私、歌を歌ってるので、今何とかここにこうやっていますけど、それがなければ完全にドテ子です」って言ってたんですよ。それはシマウマのシーンもあるうえでそういうことを言っているので、大丈夫かな?この人って思いました。
もも:確かにね~。言いました、そういうことを。言いましたね(笑)。わりとリンクしているところがあるんですが…ちょっと何言っているのかわからないですよね。
斎藤:記者の方、皆さん「シマウマ」って書かれてました。
もも:あまりいらんこと言うなと言われているので…あ、これも言ったらよくない…。でも、4月5日にわかることなので、お楽しみに!