MC:中条さん、いかがですか?
中条:本当に焦った(笑)。体調が悪くなって出て行っちゃったのかと思って(笑)。この場しのぎ、どうしようかと(笑)。すごい焦っちゃった(笑)。誕生日!? えー、優しいー(笑)。
登坂:でも、去年もお祝いしましたよね。撮影中、フィンランドで。それもこういう感じでしたよね。あやみちゃんが撮影している時に、隣の部屋でずっと待機して、ケーキを用意して、監督がカットをかけた後に持っていくという。
MC:今日も、中条さんが控室に入る前に、登坂さんと監督にはすごい早めに入ってもらって。
登坂:そうなんだよ、だから早起きしたんだよ(笑)。
中条:そのために(笑)。
MC:登坂さんがどうやって去るかとか、去った後にどうやって間をつなぐかとか。
中条:監督、何にも言ってくれなかったじゃないですか!?
MC:でも登坂さん、そういう意味でも和やかな現場だったんですよね?
登坂:そうですね。去年の今頃ってクランクインして、まだ2日3日でしたよね。だったので、ケーキを出すときも、普段あまりしないんですけど、ハッピーバースデーみたいなサングラスをかけて、パリピっぽい(笑)。アレをかけて勇気を出して「おめでとう!」って持っていったんですけど、わりとサラッと「ありがとうっ」で終わって(笑)。
中条:(笑)。なんかすごいハッピーバースデーの曲を生まれて一番っていうくらい、いい声で歌われたなと(笑)。そこに感動をしていましたね。
MC:サプライズで雪の華をイメージした花束を送ってもらいました。ありがとうございます。中条さん、これだけじゃないんですよ。本作品を語る上で欠かすことのできない、あの方からもお祝いのメッセージをいただいております。では、皆さんスクリーンにご注目ください。
(スクリーンに葉加瀬太郎のメッセージ映像が映し出される)
葉加瀬:皆さん、こんにちは。葉加瀬太郎です。僕が音楽を担当した映画、『雪の華』が公開になりました。本当は初日のお祝いに駆けつけたかったのですが、今はロンドンにいるため、伺えません。大変申し訳ございません。この映画がたくさんの方に愛されることを願っております。そして今日はもうひとつ、お祝いしなくてはいけないことがあります。来る2月4日は、中条あやみさんの誕生日です。おめでとうございます。(バイオリンでハッピーバースデーの曲を演奏)素敵な一年になりますように! 葉加瀬太郎でした。
中条:すごーい! ありがとうございます(笑)。
MC:葉加瀬太郎さんからのサプライズのメッセージでした。
登坂:めちゃくちゃ豪華じゃん(笑)。
MC:改めて中条さん、葉加瀬太郎さんの世界一豪華なハッピーバースデイの曲、いかがでしたか?
中条:すごい豪華ですね。まさか過ぎて本当にビックリですし、本当に嬉しいです。一生忘れられない誕生日です。ありがとうございます。
MC:登坂さん、これ公開が(登坂の誕生日の)3月12日だったらねえ(笑)。
登坂:本当ですね(笑)。
MC:葉加瀬さんは初めて映画全編を通して音楽を担当されました、映画の中で響く葉加瀬太郎さんのバイオリンによる「雪の華」も非常に素晴らしかったんですが、登坂さん、劇中の音楽はいかがでしたか?
登坂:この作品に参加させていただくにあたって、音楽の方も葉加瀬さんが担当されるというのも聞いていましたし、自分自身も撮影をしながらここにどういう音楽が加わってくるのか考えながら期待もしていました。実際に出来上がった作品を観て、自分たちがこういう気持ちで、ああいう気持ちでとか、その時々のことを思い出している時に、その気持ちを増幅してくれるような、さらに感情に直接アプローチしてくれるような、素敵な音楽を葉加瀬さんが作って、そして劇中に新たな生命を注ぎ込んでくれたというか。より音楽で僕たちの物語が大きなものになったと同時に、切なくなる時は心が締め付けられるぐらい切なくなったりとか。そういう感情にともなって、感情に寄り添ってくれる音楽というものを作り上げてくださったことに、本当に感謝の気持ちでいっぱいでしたし、こんな豪華な方に参加していただいて、感謝の気持ちでいっぱいでした。