MC:これだけ数多くの俳優。それこそ今、大御所になった俳優の方も若いときから取ってきた堤監督の言葉ですから、これは大変重たいものだなという風に思います。さて、大変残念ですが、お時間が来てしまいました。最後にですね、皆様を代表して杉咲さん、北村さん、高杉さん、黒島さん、橋本さん、堤監督から、皆様にメッセージをいただければと思います。まずは、橋本さんからお願いいたします。
橋本:はい!今日の舞台挨拶で和気藹々とした姿を見ていただいた後に、この映画を観ると、「あ、こんな緊迫した空気の中で撮ってたんだな」っていうのがより伝わると思いますし、すごく見応えのある映画が出来ました。何度観ても、色んな人の視点から楽しめる作品になっていると思いますので、是非皆さん、色んな人と劇場に観に来てください!今日はありがとうございました!
MC:ありがとうございました。続いて黒島さん、お願いいたします。
黒島:はい。今日は本当に、お集まりいただきありがとうございました。ついに公開されてすごく嬉しい気持ちと、どういう風に思っていただけるかドキドキする気持ちもあるんですけど、こうやって12人、いや13人か、含め、撮影してきて頑張ってみんなで作った作品なので、本当に沢山の方に観ていただきたいと思います。今日はありがとうございました!
MC:ありがとうございました。続いて高杉さん、お願いします。
高杉:はい。本日はご来場いただき、ありがとうございました。昨日公開されて、今日こうやって舞台挨拶をさせていただいて、本当に撮影中、演技をしていてどんな作品になるのか全然想像つかなかったんですけど、観た瞬間に、テンポの良いジェットコースターみたいな映画で、自分も出た人間ですけど、楽しんで観させていただきました。色んな、観て欲しいところはあるんですけど、細かいお芝居、目線、表情っていうのをよく注目して観ていただいたら、一緒に推理をして観ることが出来るんじゃないかなと思います。何度も観て楽しんでいただけたら嬉しいです。本日はありがとうございました!
MC:ありがとうございました。続いて北村さん、お願いします。
北村:はい。本日はありがとうございました!この映画は、映画音楽的にもすごく格好良いし、堤さんの撮影の仕方、カット割りも本当に繊細で、各々の表情がすごく見れて、個性もあるし、本当にこんな映画が観たかったなと、僕自身、観て思いました。なので、公開がされたということで、ここで僕たちの手を離れるわけですが。皆さんが「良かった」と思ったら本当にそれを素直に伝えていただければ嬉しいですし、何度でも見て欲しい映画です。是非とも、よろしくお願いいたします!
MC:ありがとうございます。杉咲さん、お願いします。
杉咲:はい。この映画は、12人がそれぞれ「死にたい」と言って集まる映画なんですけど、でも、みんなとの出会いによって怒りとか悲しみとか苦しみがどんどんそれぞれの中で溢れ出てきて。みんなとお芝居させていただいていて、そのときすごい、自分が生きてるって感じたんですよね。だから、生きるパワーをもらえるような作品に実はなってるんじゃないかと私は思っていて、皆さんにもそういう風に感じていただけたら嬉しいなって思います。本当に撮影は大変で、みんなで一個一個やっと乗り越えるような感覚で日々過ごしてきて、このみんなだったからこんな風に出来上がったと思うし、毎日すごい刺激を受けていて、キャストの皆さんとご一緒できたことが本当に幸せだったなと思っていて、そんなみんなとこうやっておめでたい日を迎えることが出来てすごく嬉しいなと思う反面、真剣佑くんが残念ながら、今回一緒に立てなかった、ちょっと残念なんですけど、きっとご本人が一番悔しい思いをされてるんじゃないかなって思っているので、早く元気になって、またみんなでピザ食べれるくらい元気になって欲しいなって思います。もしこの映画を気に入ってくださった方がいらっしゃったら、「こんな映画だったよ」って周りの方に教えてもらえたら嬉しいです。今日は本当にありがとうございました!
MC:ありがとうございます。最後に、堤監督から一言お願いします。
堤:はい。あの、言いたいことはほとんどみんなが言ってくれたんで、もう大丈夫なんですけど、本当に自信を持ってお届けできるような(作品が)できたと思っております。ここにいらっしゃるお客様が気に入りましたら、必ず5人ぐらいの人に声をかけていただいてですね、さらにその5人がまた5人に声をかけると、あっという間に超絶大ヒットになりますんで、是非よろしくお願いしたいと思っております。今日はありがとうございました!
『十二人の死にたい子どもたち』
1月25日(金)より全国ロードショー中
監督:堤幸彦
原作:冲方丁「十二人の死にたい子どもたち」(文藝春秋刊)
脚本:倉持裕
主題歌:The Royal Concept「On Our Way」(ユニバーサル ミュージック)
出演:杉咲花 新田真剣佑 北村匠海 高杉真宙 黒島結菜 橋本環奈 吉川愛 萩原利久 渕野右登 坂東龍汰 古川琴音 竹内愛紗 とまん
配給:ワーナー・ブラザース映画
【ストーリー】 その日、12人の未成年たちが、安楽死を求め廃病院の密室に集まった。「みんなで死ねば、怖くないから」。ところが、彼らはそこで13人目のまだ生あたたかい死体に遭遇。突然の出来事にはばまれる彼らの安楽死。あちこちに残る不自然な犯行の痕跡、次々起こる奇妙な出来事。彼らだけしか知らない計画のはず。まさかこの12人の中に殺人鬼が……?死体の謎と犯人をめぐり、疑心暗鬼の中ウソとダマしあいが交錯し、12人の死にたい理由が生々しくえぐられいく。全員、ヤバい。気が抜けない。いつ誰が殺人鬼と化すかもわからず、パニックは最高潮に。彼らは、安心して“死ねるのか”、怯えながら“殺されるのか”。監督・堤幸彦が仕掛ける、出口無しのノンストップ未体験・密室サスペンスゲームの幕が上がる。
©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会