広瀬すずがコメディ作品に初挑戦!堤真一、吉沢亮 共演『一度死んでみた(仮)』2020年公開決定!

ソフトバンクの「ホワイト家族」シリーズや家庭教師のトライ「ハイジ」シリーズ、トヨタ自動車の「企業 ドラえもん」シリーズなどのCMを手掛けたCMプランナーで、映画『ジャッジ!』や『犬と私の10の約束』などの脚本を担当した澤本嘉光によるオリジナル脚本を、広瀬すず主演、堤真一、吉沢亮共演で映画化する『一度死んでみた(仮)』が、2020年に公開されることが決定した。

本作は、父のことが嫌いな女子大生と、「一度死んで2日後に生き返る薬」を飲んで“おばけ”になってしまった父親を巡って巻き起こる騒動を描くコメディ。主人公の野畑七瀬には、今や日本映画界を代表する若手俳優で、2019年にはNHK連続テレビ小説「なつぞら」のヒロインを務める広瀬すず。製薬会社社長で、仕事に夢中過ぎて家庭が後回しになってしまう父親の計(はかる)には、日本映画界きっての演技派であるだけでなく、抜群のコメディセンスも見せる堤真一。広瀬と堤は本作が初共演となり、2人の“最強に仲の悪い親子ぶり”にも期待が高まる。そして計の会社の社員で、存在感が薄いために“ゴースト”と呼ばれている松岡卓を、昨年と今年は連続して毎年5本以上の出演作が続く、今最も勢いのある吉沢亮が演じる。

監督は、KDDI auの「三太郎」シリーズや、堤真一も出演する日野自動車「ヒノノニトン」シリーズなどユニークで話題のCMを数々手掛け、広告賞も多数獲得している浜崎慎治。本作が満を持しての映画初監督となる。本作は9月上旬よりクランクインし、関東近郊での撮影を経て10月上旬にクランクアップ予定だ。

キャスト&スタッフ コメント

■広瀬すず(野畑七瀬役)
コメディ作品にずっと憧れがあったので、今回挑戦させて頂けると聞いて楽しみではありますが、面白くできるかどうか、楽しめる余裕があるか不安です。キャストの皆様もとにかく濃厚な方ばかりですし、もう、必死についていきたいと思います。七瀬役の決めポーズとして、人差し指を立てる仕草があるのですが、普段、中々自分自身で人差し指を立てることがないので、役作りとして、毎日撮影前に人差指を立て、気持ちをあげる練習をしたいと思います(笑)。この七瀬役を満喫したいと思います。きっともの凄くファンキーな映画になると思いますので、ぜひお楽しみに!!

■堤真一(野畑計役)
今回お話をいただいて、まず脚本を拝読したのですが、とにかく面白かった!“一度死んでみる”という奇抜な設定、軽快なテンポの会話劇、笑えて泣ける父娘のドラマ。野畑計という男を演じるなら?と想像しながら読み入ってしまいました。そしてTVCMでご一緒してきた浜崎監督の初映画監督作と知って、出演させていただくことを決めました。独特の世界観をおもちの浜崎監督と、どんな父親像をつくれるか、是非ご期待ください!!

■吉沢亮(松岡卓役)
台本を読んで、テンポの良いユーモアあふれるセリフと、愛情の示し方を知らない親子の不器用さに引き込まれました。僕の役は存在感が無く、隣に居るのに気づいてももらえない可哀想な男ですが、個人的には存在感バリバリのキラキラした男より、こういったみんなから無視されるような、ザコキャラのほうが性に合っているので、撮影が今から楽しみです。この作品で、浜崎監督に気に入ってもらい、CMにも呼んでもらえるように頑張ります!!

■澤本嘉光(脚本)
広瀬すずさんは過去にCMの仕事でご一緒した時に、演技力とともに実は天性のコメディエンヌのセンスを持った方だと思ったので、まさに今の彼女でなければできない、笑えるけど泣けてそれでいてちょっとポップな映画を作れたらと思いました。堤さん、吉沢くんをはじめとする想像以上の実力派キャストの方に参加いただけて、脚本の数倍良くなりそうです。よく「構想5年!」とか予告編で言っているのを見て「また大げさだな」…と思っていましたが、実際5年かかるもんなんですね。

■浜崎慎治監督
こんな豪華なキャストに集結して頂けたことに大変感謝をしております!映画初監督というプレッシャーに押し潰されそうですがしっかり舵をとっていきたいと思います。そして今まで見たことない広瀬すずさんに出会いたいです。

『一度死んでみた(仮)』
2020年、全国公開
監督:浜崎慎治
脚本:澤本嘉光
出演:広瀬すず 吉沢亮 堤真一
配給:松竹

【ストーリー】 大学4年生の野畑七瀬は、野畑製薬の社長である父親の計(はかる)と二人暮らし。研究に没頭する仕事人間で母親の死に際も立ち会わず、何かと口うるさく干渉してくる計のことが大嫌いな七瀬は、「一度死んでくれ!」と日々毒づいている。ところがそんなある日、計が本当に「一度死んで」しまう。実は計の会社では「若返りの薬」を開発しており、その途中で偶然出来上がった「一度死んで2日後に生き返る薬」を飲んだためだった。会社乗っ取り計画を知った計は、「一度死んでみる」ことで、社内のスパイ社員を突き止めようとしたのだ。社長が死んでしまったと会社は大騒ぎ。遺言により、七瀬は社長を継ぐはめになる。事情を知らず動揺する七瀬の前に、なんと計が“おばけ”となって現れる。野畑製薬の社員で、存在感が薄すぎるせいで“ゴースト”と呼ばれている松岡から、ライバル会社と通じるスパイ社員の陰謀、そして父の死の真相を聞かされた七瀬は、“おばけ”の計、“ゴースト”松岡とともに、その計画を阻止し、計を無事生き返らせようと乗り出すが、なんと、計の“遺体”が予定よりも早く焼かれてしまうことに!果たして、3人の行方はどうなるのだろうか…!?