映画『ピース・ニッポン』鹿児島・桜島の噴火口をドローン空撮で捉えた本編映像

8年の歳月をかけ全国47都道府県・200箇所以上で撮影された、日本の美しい瞬間を捉えた映像を厳選し、4K解像度で映画化した『ピース・ニッポン』が、7月14日より公開となる。このほど、鹿児島・桜島の噴火口をドローンの空撮によって捉えた本編映像がお披露目となった。

本作は、神道と仏教が混交していく中で生まれた日本人の精神や自然感にフォーカスする「日本の精神」、豊かな気候風土が生み出す変化を巡る「日本の四季」、そして、全国各地の美しい瞬間を紡いでいく「一期一会の旅」の3部から構成され、後世に遺したい日本の景色を映し出す。ナビゲーターを務めるのは、小泉今日子と東出昌大。東出は、映画作品のナレーション担当は本作が初となる。

錦江湾に浮かぶ桜島は、鹿児島のシンボルと言われ、高さ1,117メートル(北岳・御岳)、面積約80キロ平方メートル、周囲約52キロメートル、北岳・南岳の2つの主峰からなる複合火山で、霧島錦江湾国立公園に指定されている。

桜島は約26,000年前に誕生し、噴火を繰り返してきた。以前はその名の通り“島”だったが、1914年の大正噴火で流れた溶岩によって海峡が埋め立てられ、大隅半島の一部となった。2018年6月16日には南岳山頂火口で爆発的噴火がありニュースにもなったが、現在も毎日のように小規模な噴火を繰り返している活火山の島では、約5000人の人が火山と共生して生活しており、その山容の美しさから観光スポットとしても有名だ。今は噴火の影響で、入山規制され登山が出来ない状況のため、なかなかその内部を目にする機会はない。本編映像は、桜島の噴火口をドローンで上から捉え、マグマが生み出した白い湯気が立ち込める神秘的な映像となっている。

▲鹿児島・桜島

『ピース・ニッポン』
7月14日(土)、新宿バルト9他、全国ロードショー
監督:中野裕之
音楽:岡野弘幹
劇中歌:竹内まりや「いのちの歌」
ナビゲーター:小泉今日子 東出昌大 
出演:渡辺大 及川さきの
配給:ファントム・フィルム

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