永井結子著の「今日のご遺体 女納棺師という仕事」（祥伝社黄金文庫刊）を原案に、故人との別れる瞬間の７つのエピソードを軸に、2人の女性納棺師の心の成長を描く『おみおくり』が３月24日に全国ロードショーとなる。本作の完成披露上映会が3月14日に有楽町スバル座で行われ、高島礼子、文音、渡部秀、⾵⾕南友、伊藤秀裕監督が登壇。トークインベントの前には、主題歌を担当した2VOICE（原順子、叶央介）によるミニライブも実施された。今回は本イベントの模様を、全文掲載でお届けする。

MC：本日の舞台挨拶、登壇者の皆さんにご登場いただきたいと思います。それでは皆さん盛大な拍手でお迎えください。まずは、主演の高島礼子さん、続きまして文音さん、渡部秀さん、そして伊藤秀裕監督です。そして主題歌を披露くださいました、2VOICEの皆さんです。それは皆さまからひと言ずつご挨拶をいただければと思います。まず初めに、この映画の主人公、満島弥⽣を演じました⾼島礼⼦さんです。

高島：こんにちは。⾼島礼⼦です。納棺師というのは、人が亡くなって火葬するまでの間、ご遺体の管理をする人です。表にはでない職業で、地味な感じはするんですけど、大切な人を送るためにはとても大切なお仕事です。後継者が結構大変だと思うので、この映画を通して納棺師に興味を持っていただたり、そういう仕事がやってみたいと思っていただければいいなと思っております。今日は短い時間ですけれども、楽しい時間を過ごせたらと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

MC：ありがとうございました。続きましてご挨拶いただきたいと思います。河村亜衣を演じました、文音さんです。

文音：こんばんは。河村亜衣を演じました、文音です。私は高島さん演じる満島先生に、弟子入りするという役どころをです。今日は短い時間ですが、よろしくお願いします。

MC：続きまして、亜衣の弟、孝弘を演じました、渡部秀さんです。

渡部：本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。孝弘役を演じさせていただきました渡部秀です。僕は文音さん演じる亜衣の弟として、一緒に親の死に直面したトラウマを乗り越えていくという役どころです。本日は短い時間ではありますが、最後まで楽しんでいただければと思います。よろしくお願いいたします。

MC：どうもありがとうございます。続きまして素晴らしい歌を披露してくださいました2VOICEのお二人です。

原：私たちは映画の音楽に携わらせていただくのが初めてなんですよね。監督がこの曲を見つけてくださらなかったら、この映画の中で流れなかったですもんね。

叶：本当に、ここに立てていることは幸せです。

原：ありがとうございました。よろしくお願いいたします。

MC：そして急遽、駆けつけてくださいました⾵⾕南友さんです。

⾵⾕：⽂⾳さん演じる亜衣の親友・大下葵役を演じさせていただきました⾵⾕南友と申します。本日はありがとうございます。私も実体験ではできない貴重な感情を、この映画を通じて感じることがでました。⽂⾳さんと楽しい会話をしたり、いろいろな表情を見せられたと思います。本日はよろしくお願いいたします。

MC：ありがとうございます。そしてこの映画の監督となります、伊藤秀裕監督です。

伊藤：前回、ラフな衣装で来ましたら、ドレスコードができまして（笑）。今日は急遽、和服で来ました。よろしくお願いいたします。