高島礼子、文音、渡部秀がお互いの男前エピソードを披露!映画『おみおくり』完成披露上映会

永井結子著の「今日のご遺体 女納棺師という仕事」(祥伝社黄金文庫刊)を原案に、故人との別れる瞬間の7つのエピソードを軸に、2人の女性納棺師の心の成長を描く『おみおくり』が3月24日に全国ロードショーとなる。本作の完成披露上映会が3月14日に有楽町スバル座で行われ、高島礼子、文音、渡部秀、⾵⾕南友、伊藤秀裕監督、主題歌を担当した2VOICEの2人が登壇した。

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主人公の女納棺師・満島弥生を演じた高島は「納棺師というのは、人が亡くなって火葬するまでの間、ご遺体の管理をする仕事。後継者も大変なので、この映画を通して興味をもっていただければ」と述べつつ、「自分が亡くなった場合は、できれば遺された方々に悲しんで欲しくない。自分はいないけど、この先も頑張って生きてほしい」と死生観を語った。

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満島の弟子として納棺師への道を進むことを決意した河村亜衣を演じる文音は「撮影でいろいろなお葬式を巡ったことで、お葬式は遺された方が故人を送る準備をする儀式だと気がついた」と自身の新しい発見に驚いたという。

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亜衣の弟役で、姉と一緒に両親を事故で亡くしたトラウマに苦しみながら生きる河村孝弘を演じた渡部は「亡くなった方の数だけ物語がある現場。納棺師の方の苦悩もスクリーンから伝わった」と完成した映画を観た感想を述べた。

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高島について聞かれた文音は「本当にカッコよくて、礼子さんの前ではひたすら甘えちゃう」とコメント。対して高島は「文音ちゃんは、この場でも緊張してない。一緒にいるととても楽しい」とこちらも絶賛した。続けて渡部が、「撮影の合間で一旦ホテルに帰ろうしたときに、綾音さんが『車の後ろに乗っていく?』と気軽に誘ってくれた」と綾音の男前エピソードを披露。すると綾音も「渡部くんは、仮面ライダーをやってるから、子供たちが撮影現場に押しかけてきたんですけど、ひとりひとりに『ありがとうね、ありがとうね』って。めちゃくちゃ心の優しい役者さん」とお互いにベタ褒め合戦となった。

インベントでは、主題歌を担当した2VOICEによるミニライブも実施され、本作の主題歌「YOU〜120歳のラブソング〜」が披露されると、観客はその歌声に聞き惚れていた。

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『おみおくり』
3月24日(土)有楽町スバル座ほか全国順次公開
監督・脚本:伊藤秀裕
原案・納棺師監修:永井結⼦「今⽇のご遺体 ⼥納棺師という仕事」(祥伝社⻩⾦⽂庫刊)
出演:⾼島礼⼦ ⽂⾳ 渡部秀 ⾵⾕南友 芳賀優⾥亜 井上奈々 藤⽥富 宮下順⼦ 重盛さと美 加藤雅也
配給:エクセレントフィルムズ

【ストーリー】 愛する⼈との悲しい過去を背負う⼥納棺師・満島弥⽣(⾼島礼⼦)。⼀⽅、⼦供の頃、両親を交通事故で亡くした亜⾐(⽂⾳)は、フラッシュバックする事故の悪夢に苦しめられていた。ある⽇、知⼈の葬儀の場で満島弥⽣に出会う。遺体を修復し、きちんとお⾒送りができるようにしてあげる仕事をしている満島の姿が亜⾐の脳裏に刻まれる。そして亜⾐は、⾃分にきちんと向き合うため、満島に弟⼦⼊りしようと決意する。様々な「おみおくり」の現場に接しながら、亜⾐は⾃分の⼼の闇から徐々に解き放たれていく。やがて亜⾐は、彼⼥を暖かく⾒守る満島の悲しい過去の出来事を知ることになる。

Ⓒ2018「おみおくり」製作委員会