雪に閉ざされた世界で、日常が静かに崩壊していく――。体感型の新感覚ホラー映画『氷血』が、2026年夏に全国公開されることが決定した。主演を務めるのは、本作がホラー映画初主演となる北山宏光。監督は『ミスミソウ』などで知られる内藤瑛亮が務め、脚本は日本ホラー映画大賞受賞作家・片桐絵梨子が手掛ける。

本作の舞台は、雪に覆われた閉鎖的な土地。東京でデザイナーとして働いていた主人公・稔は、妻子とともに雪深い実家へ移住することになる。しかし、父の不可解な死をきっかけに、穏やかな日常は少しずつ崩れていく。雪国で古くから語られてきた謎の“白い存在”。それが何なのか、誰も確かなことは知らない。吹雪が視界を奪うホワイトアウトの中で、人は迷い、そして狂気に飲み込まれていく。
やがて稔の周囲では、理解不能な出来事が次々と起こり始める。白く覆われた世界の中で、恐怖は美しさをまといながら静かに侵蝕し、人々の心を蝕んでいく。家族の平穏な日常は“白い怪異”によって侵され、稔自身も正気を保てなくなっていく――。極寒の自然と心理的恐怖が交錯する中で、人間の感覚そのものが崩壊していく様子を描く《侵蝕感》ホラーとなっている。
主演の北山宏光は、学生時代に夢中になって観ていたホラーの世界に出演できたことへの喜びを語り、「映像から冷たい温度が伝わる作品になった。この夏に極寒のエンターテインメントを体験してほしい」とコメント。
監督の内藤瑛亮は、撮影地の会津で記録的な大雪に見舞われたことを振り返り、「だからこそ得がたい特別な映像が撮れた。雪に閉ざされた白い世界で壊れていく北山宏光さんを楽しみにしてほしい」と語っている。
美しくも残酷な白の世界で、恐怖はどこまで人間を侵蝕していくのか。極寒の映像体験として、日本ホラー界に新たな衝撃をもたらす作品となりそうだ。
■作品情報
タイトル:氷血
公開:2026年夏 全国公開
主演:北山宏光
監督:内藤瑛亮
脚本:片桐絵梨子
配給:ショウゲート
Ⓒ2026映画「氷血」製作委員会

