Z世代を中心に社会現象となった深夜ドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(通称:おっパン)が、オリジナルストーリーで映画化。2025年7月4日(金)より全国公開される本作から、ドラマの振り返りと映画本編初公開カットを一挙に詰め込んだ【特別映像】が解禁された。
特別映像は、約3分半にわたって「おっパン」の魅力をギュッと凝縮。序盤では、原田泰造演じる昭和気質の“おっさん”沖田誠が、価値観の違う息子や同僚にパワハラ的発言を繰り返し、家庭でも職場でも孤立していたドラマ初期のシーンから始まる。そこに登場するのが中島颯太演じるゲイの青年・大地。誠が大地との出会いを通じて少しずつアップデートしていく様子が、銭湯でのやり取りなど印象的なシーンで描かれる。
そして映画では、アップデートを重ねてきた誠が、かつて自分が犯した過ちに向き合う展開が描かれる。また、大地もパートナー・円(東啓介)との遠距離結婚に戸惑いを覚え、心に葛藤を抱える。さらに、母・美穂子(松下由樹)の温かな支えや、家族それぞれが“自分らしさ”と向き合う姿が丁寧に描かれており、視聴者の共感を呼ぶ内容となっている。
誠の妻・美香(富田靖子)は「推し活」のために働き方を変えた結果、現代社会とのギャップに苦しみ、自分らしさを模索。息子・翔(城桧吏)は野球を諦めた少女との出会いを通して性別と“好き”の関係に向き合い、娘・萌(大原梓)は初めてのオリジナル同人誌制作に奮闘しながら、伝説の編集者(トータス松本)との出会いで一歩を踏み出していく。
映像には、クスッと笑えるユーモアも満載。ウルフルズによる挿入歌「おっさんのダンスが変だっていいじゃないか!」にあわせて原田がダンスを披露するエンドロールなど、“おっパン”らしい遊び心も全開だ。
さらに、沖田家の愛犬・カルロスの声を中村悠一が担当し、ストーリーテラーを務めるスペシャルドラマも見逃せない。
▼特別映像
■作品情報
タイトル:映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!
公開日:2025年7月4日(金) 全国ロードショー
出演:原田泰造、中島颯太(FANTASTICS)、城桧吏、大原梓、東啓介、渡辺哲、曽田陵介、トータス松本、松下由樹、富田靖子
原作:練馬ジム「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(LINEマンガ連載)
監督:二宮崇
脚本:藤井清美
音楽:鈴木ヤスヨシ
主題歌:「青春」ウルフルズ
オープニングテーマ:「アプデライフ」FANTASTICS
挿入歌:「おっさんのダンスが変だっていいじゃないか!」ウルフルズ
配給:ギャガ
©練馬ジム | LINEマンガ・2025 映画「おっパン」製作委員会