佐藤浩市&渡辺謙が東日本大震災発生直後の原発内で危機に挑む!『Fukushima 50』場面写真

2011年3月11日に発生した東日本大震災による福島第一原発事故で、最前線で戦い続けた者たちを描く、佐藤浩市主演、渡辺謙共演の映画『Fukushima 50』(読み:フクシマ フィフティ)が、2020年3月に公開される。このほど、福島第一原子力発電所元所長・吉田昌郎の命日である本日7月9日に、佐藤浩市演じる福島第一原発1、2号機当直長・伊崎利夫と、渡辺謙演じる福島第一原発所長・吉田昌郎の場面写真がお披露目となった。

原作は、90人以上の関係者の取材をもとに綴られた、門田隆将によるノンフィクション小説「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」(角川文庫刊)。2011年3月11日午後2時46分に発生し、マグニチュード9.0、最大震度7という、日本の観測史上最大の地震となった東日本大震災時、想像を超える被害をもたらした原発事故の現場、福島第一原子力発電所に残った地元福島出身の名もなき作業員たちは、世界のメディアから“Fukushima 50”(フクシマ フィフティ)と呼ばれた。本作では、東日本壊滅の危機が迫る中、死を覚悟して発電所内に残った職員たちの知られざる“真実”が明らかになる。

場面写真は、東日本大震災が起きた直後のシーン。伊崎(佐藤浩市)は、福島第一原発(通称・イチエフ)の中央制御室(通称・中操)で、緊急停止した原子炉1・2号機に対して非常時の対策を指示し異常がないかを注視しており、所長の吉田(渡辺謙)は、新潟県中越沖地震の教訓から2010年にイチエフ内に建てられたばかりの免震重要棟にある緊急対策室(通称・緊対)で、現場からの深刻な状況報告の受け、策を練っている。どちらの写真からも緊迫した様子が伝わってくる。

『Fukushima 50』
2020年3月 全国公開
監督:若松節朗
原作:門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」(角川文庫刊)
脚本:前川洋一
音楽:岩代太郎
出演:佐藤浩市 渡辺謙
配給:松竹 KADOKAWA

© 2020『Fukushima 50』製作委員会