【ゴジラ対キングコング監督決定!】『ゴジラvsコング』の監督は新鋭アダム・ウィンガード!!

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The Hollywood Reporter

『サプライズ』や『ザ・ゲスト』といった低予算のホラー・スリラー映画を手掛けることで知られるアダム・ウィンガードの次回作は超大作となるようだ。ウィンガードは『Godzilla vs. Kong ゴジラvsコング』(原題)の監督に決定し、レジェンダリー・ピクチャーズとワーナー・ブラザースの大手二社が共同で製作する。ゴジラとキングコングという映画界で最も有名な怪獣二体が共演することになる。The Hollywood Reporterが伝えている。

2014年の映画『GODZILLA ゴジラ』のヒットに始まり、2017年の映画『キングコング:髑髏島の巨神』は世界で5億6500万ドルの興収を記録し、大ヒットとなった。『GODZILLA ゴジラ』の続編は『Godzilla:King of the Monsters ゴジラ:キング・オブ・ザ・モンスターズ』(原題)というタイトルに決定し、カイル・チャンドラー、ヴェラ・ファーミガ、ミリー・ボビー・ブラウンらが出演する予定だ。

レジェンダリー・ピクチャーズは『ゴジラvsコング』の脚本を書くため、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの脚本を担当したテリー・ロッシオを中心に脚本チームを結成した。『スター・トレック BEYOND』のパトリック・マッケイとJ.D.ペイン、『メイズランナー』シリーズのT.S.ノーリン、『トランセンデンス』のジャック・パグレン、TVシリーズ『バビロン5』の製作者J.マイケル・トラジンスキーらが脚本を担当する。ストーリーの構想は明かされていないが、2020年5月にアメリカで公開予定だ。

監督に抜擢されたウィンガードは、『ビューティフル・ダイ』のようなホラー映画の製作を得意とし、『V/H/S』シリーズや『ABC・オブ・デス』といった短編映画も監督している。また、ジャンルの幅を広め、ダン・スティーヴンス主演の『ザ・ゲスト』といったカルト映画も監督した。最新の監督作『ブレア・ウィッチ』に続く次回作は日本で大ヒットした漫画のハリウッド実写版『デスノート』で、動画配信サービスNetflixで配信される(8月25日全世界同時配信予定)。また、スパイダーマンのスピンオフ映画『Venom ヴェノム』(原題)の製作チームはウィンガードと仕事がしたいと意欲的だそうだ。

ウィンガードはゴジラとキングコング双方の巨大怪獣映画のファンとして知られている。巨額の予算をかけて、ウィンガードの夢は実現するだろう。

↓Netflixで8月25日全世界同時配信予定のハリウッド実写版『デスノート』予告編