イギリスの人気シンガーのリタ・オラが、大胆なシースルードレス姿をインスタグラムで公開した。

▼リタ・オラのインスタグラム（ritaora）より　※以下写真すべて

フランスで開幕したパリ・ファッションウィークに参加したリタは、7月2日に行われた「アライア（Alaïa）」の2023-24年秋冬オートクチュールショーに出席したことを報告。イベントで撮った複数の写真をアップした。

公開された写真では、タイトなシースルーの黒いタートルネックドレス、黒いハイウェストのアンダーウェアを着用し、バストトップをあらわにしたセクシーな装いを披露している。この日は、米誌「VOGUE」の編集長を務めるファッション界の大御所、アナ・ウィンターの隣でショーを鑑賞したようだ。

キャプションには「私を招待してくれた（クリエイティブ・ディレクターの）ピーター・ミュリエとアライアのチームに感謝。とても美しいショーだった。すべてのアイテムを身につけるのが待ちきれない！本当におめでとう」とつづっている。

▼アナ・ウィンター（左）

今年5月に英メディア「Glamour」に登場したリタは、女性アーティストたちが受ける世間からの評価について、「私はこれまでのキャリアを通じて、何かを着ると『露出しすぎじゃない？』と言われ、何かを発言すれば『そんなこと言えるの？』と批判されてきました。極めて女性蔑視だと思います」とコメント。同じ音楽界で活躍するポップスターのマドンナからインスピレーションを受けていると明かし、「彼女のおかげで、私は大胆になれたし、服装や発言などで突飛なこともできるようになりました。私は完璧ではないけど、それが私のファンがもっと楽しんでくれることだと思っています」と語っている。

リタは約5年ぶりとなる最新アルバム「You & I」を7月14日にリリースする。6月30日にアルバムの先行シングル「Don’t Think Twice」をリリースし、夫で映画監督&俳優のタイカ・ワイティティがメガホンをとったMVを公開した。

▼リタ・オラ「Don’t Think Twice」のMV

また、出演最新作となるファンタジーアドベンチャー映画『Wonderwell（原題）』が6月23日に米国公開された。本作は2016年に死去した『スター・ウォーズ』シリーズで知られるキャリー・フィッシャーの最後の出演作。リタは映画について「素晴らしいキャリー・フィッシャーと共演できてとても光栄でした」とSNSを通じてコメントしている。

▼『Wonderwell（原題）』の米国版予告編

現在32歳のリタは、2012年にリリースしたデビュー・アルバム「オラ」（2012）がイギリスで初登場1位を獲得し、2018年に2枚目のアルバム「フェニックス」を発表。女優としては、これまで『フィフティ・シェイズ』シリーズ（2015～2018）、『名探偵ピカチュウ』（2019）などに出演。今後の出演作に、実写映画『美女と野獣』の前日譚となるディズニープラスのドラマ「Beauty & The Beast（原題）」、『ディセンダント』シリーズの新作映画『Descendants: The Rise of Red（原題）』、ジェイミー・フォックス、ロバート・デ・ニーロ共演の新作アクションスリラー『Tin Soldier（原題）』がある。