かつて一世を風靡した、2ちゃんねるオカルト版スレッド“洒落怖”で注目された話題作を、『コープスパーティー』の山田雅史監督が「原因は自分にある。」の大倉空人主演で映画化する『ヒッチハイク』が、7月7日より公開される。このほど、本予告編がお披露目となった。
辺鄙な山道でヒッチハイクをしたばかりに、狂気の一家に追われる若者たちの末路が、ついにスクリーンで明らかになる。『きさらぎ駅』『樹海村』に続く、戦慄の恐怖体験。この夏、最大級のトラウマがあなたを襲う。
本予告編では、ひとけがない山奥で道に迷い、意を決してヒッチハイクをする清水涼子(中村守里)と野本茜(高鶴桃羽)のもとに、一台のキャンピングカーが停まる。降りてきたのは、カウボーイの格好をして異様な雰囲気があるジョージ(川﨑麻世)。そんなジョージがふたりに声を掛けるシーンから始まります。つづけて、主人公・山崎健(大倉空人)と、佐々木和也(平野宏周)も同じくヒッチハイクをし、ジョージの車に乗せてもらうが、そこには、異様な空気を漂わせるジョージの妻と娘の姿も…。不気味な家族の姿に呆然とする健たち。さらに、健はジョージから自分たちの仲間と紹介された涼子から“たすけて”というメモをそっと渡される。何かただならぬ表情で、必死に助けを求める涼子…。涼子は何から逃げているのか…“たすけて”のメモが意味するものとは…?そして、この森に隠された秘密とはいったい…?どんどん恐怖の森へ引きずり込まれていく健。後半には、川﨑麻世演じるジョージら、一家が歌う「おおブレネリ」が響き渡る中、血まみれになりながら“たすけてー!!”と逃げまくる健の姿が映し出されていている。誰もが知っているスイス民謡「おおブレネリ」が、本作にはどう関わってくるのか?この最大級のトラウマを劇場で体感してほしい。
また、6月15日には、本作の完成披露試写会を開催することが決定。詳細は劇場ホームページへ。
『ヒッチハイク』
2023年7月7日(金)より、全国公開
監督:山田雅史
脚本:宮本武史
出演:大倉空人 中村守里 平野宏周 高鶴桃羽 速水今日子 結城さと花 結城こと乃 保田泰志 細田善彦 川﨑麻世
配給:アルバトロス・フィルム
【ストーリー】 異次元の山奥で繰り広げられる惨劇の一夜。その車には、絶対に乗ってはいけない。大学生の涼子と茜は、ハイキングの帰りに山道で迷ってしまう。やっとバス停に辿り着いたものの、バスが来る気配は全く無かった。さらに、涼子は足を怪我しており、茜の彼氏も飲み会で迎えに来られないらしい。ふたりは、意を決してヒッチハイクをすることに。こんな山奥で無謀にも思えたが、運良く一台のキャンピングカーが停まる。運転席から降りて来たのは、時代錯誤のカウボーイの格好をしたジョージと名乗る男。ジョージは快くふたりを受け入れ、車内へと誘う。そこには、ジョージの家族も同乗していたが、どこか異様な雰囲気が漂っていた。一方、過保護な親にウンザリしている健は、悪友の和也を誘い同じ山でヒッチハイクの旅をしていた。
©2023「ヒッチハイク」パートナーズ