推理小説家の巨匠レイモンド・チャンドラーが生み出した“私立探偵フィリップ・マーロウ”をハリウッドの名優リーアム・ニーソンが演じた『探偵マーロウ』が、6月16日より公開される。このほど、予告編がお披露目となった。
舞台は1939年、ロサンゼルス。私立探偵フィリップ・マーロウのもとに現れたのは、見るからに裕福そうなブロンドの美女。「突然姿を消したかつての愛人を探してほしい」依頼を引き受けたマーロウだったが、捜査を進めるにつれ映画産業が急成長する“ハリウッドの闇”に飲み込まれ…予測不能な展開の連続、探偵マーロウが辿り着く真相や如何に?
予告編は、リーアム扮するダンディなフィリップ・マーロウがスーツに帽子というお馴染みの姿で登場し、「私は探偵、名前はフィリップ・マーロウ」という渋い自己紹介から始まる。今回彼が引き受けた依頼は、謎のブロンド美女・クレア(ダイアン・クルーガー)のかつての愛人探し。調査を始めたマーロウは、映画業界で働いていたというその若い男ニコ・ピーターソン(フランソワ・アルノー)がすでに殺されていることを突き止める。しかしクレアは街で彼を見かけたと主張し、娘が何を依頼したかを探るクレアの母ドロシー (ジェシカ・ラング)や、ニコを見つければ金を払うともちかける闇稼業のボス(アラン・カミング)も現れ、ニコを追う人物は複数人いることが判明。
果たしてニコは何者なのか?そして彼は生きているのか?
1930年代ハリウッドの“闇”につつまれた“真実”に迫る、リーアム版マーロウが贈るハードボイルド=ミステリー。
『探偵マーロウ』
2023年6月16日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
監督:ニール・ジョーダン
脚本:ウィリアム・モナハン
原作:「黒い瞳のブロンド」(ベンジャミン・ブラック/小鷹信光 訳 早川書房刊)
出演:リーアム・ニーソン ダイアン・クルーガー ジェシカ・ラング アドウェール・アキノエ=アグバエ ダニー・ヒューストン アラン・カミング
配給:STAR CHANNEL MOVIES
©2022 Parallel Films (Marlowe) Ltd. / Hills Productions A.I.E. / Davis Films