第46回トロント国際映画祭のオフィシャルセレクションとして選出され、アカデミー賞®︎ノミネートを始め数々の受賞歴を持つナオミ・ワッツ主演のシチュエーション・スリラー『デスパレート・ラン』が、5月12日より公開される。このほど、場面写真がお披露目となった。

本作は、主人公エイミーが人里離れた森でランニング中に息子が通う学校でたてこもり事件が発生し、助けも移動手段もない中、スマホ1台で事件解決に向けて走り続ける新感覚シチュエーション・スリラー。

夫に先立たれたエイミーは、癒えぬ寂しさを抱えながらも平穏な生活を取り戻そうと、懸命に働いていた。ある朝、いつものように子供たちを学校へと送り出し、ランニングに出かけるエイミーだったが、遠く離れた森の中で息子が通う高校でたてこもり事件が発生したことを知る。町が大混乱に陥り、助けも移動手段もない中、エイミーは一台のスマホを頼りに愛する息子を救出すべく動き出す。

場面写真は、平穏な日常から一変、予想だにしない事態に混乱しながらも必死で走り続けるエイミーを捉えている。道中、足を痛めたり、川を横断しなければならないというハプニングに見舞われるが、それでも息子を想い、ひたすら走る母の強さを感じられる一枚だ。中には、息子の安否を心配するエイミーが悲痛な表情を浮かべるものも。果たして、事件解決の行方はいかに。

ほぼ全編を走り続けるという過酷な撮影のために、撮影時50代に突入していたナオミは毎日ランニングの習慣をつけて体力づくりを行った。現場では身体に負荷のかかる要求をこなし、常に筋肉痛だったが、ナオミの文句をひとつも言わないプロ意識にノイス監督も感心させられたという。名女優ナオミが体当たりで挑む新感覚シチュエーション・スリラーに期待したい。

『デスパレート・ラン』
2023年5月12日（金）より、新宿ピカデリーほか全国公開
監督：フィリップ・ノイス
脚本：クリス・スパーリング
出演・プロデューサー：ナオミ・ワッツ
配給：イオンエンターテイメント

【ストーリー】 夫に先立たれたばかりのエイミー・カー（ナオミ・ワッツ）は、幼い娘と10代の息子のために、小さな町で平穏な生活を取り戻そうと懸命に働いている。ある朝エイミーがひとり森の中をジョギングしていると、息子の通う高校でたてこもり事件が発生し、町が大混乱に陥る。助けも移動手段もない中、エイミーは愛する息子を救うため、スマホを駆使して必死に時間との闘いに挑む。

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