レディー・ガガ、ホアキン・フェニックス主演『ジョーカー』続編への出演を発表!

『アリー/スター誕生』などに出演した人気シンガーのレディー・ガガが、ホアキン・フェニックス主演の映画『ジョーカー』の続編に出演が決定したことを自身のインスタグラムで明らかにした。

▼レディー・ガガのインスタグラム(ladygaga)より

今年6月、トッド・フィリップス監督の『ジョーカー』の続編に出演する交渉が行われているとメディアで報じられたガガ。8月4日、短い動画をお披露目し、本作でジョーカー役を続投するホアキン・フェニックスと共演することを報告。併せて、米国公開日が2024年10月4日に決定したことが発表された。

公開された動画では、1935年のミュージカル映画『トップ・ハット』に登場する楽曲「チーク・トゥ・チーク」に合わせて、ホアキンが演じるジョーカーと、ガガが演じるキャラクターが赤い背景で踊るシルエットが映り、最後にジョーカーの印象的な笑い声が収められている。

▼レディー・ガガのインスタグラム(ladygaga)より

▼レディー・ガガのインスタグラム(ladygaga)より

ガガのキャラクターについては明かされていないが、米メディア「Hollywood Reporter」は、ジョーカーに魅了されるハーレイ・クインとして登場すると報じている。

2019年の映画『ジョーカー』は、孤独だが心優しかった男が“悪のカリスマ”に変貌していく衝撃のドラマを描いたサスペンス・エンターテイメント。全世界興行収入1,000億円を突破する大ヒットを記録し、第92回アカデミー賞では主演男優賞(ホアキン・フェニックス)、作曲賞(ヒドゥル・グドナドッティル)を受賞した。

▼『ジョーカー』の予告編

フィリップス監督は今年6月初め、『ジョーカー』の続編の制作が進行中であることをSNSで明らかにし、主演のホアキンが脚本と思われるものを読んでいる写真を公開。前作でタッグを組んだスコット・シルヴァーと共同執筆した続編の脚本の真っ赤な表紙もお披露目した。続編のタイトルは、『ジョーカー:フォリ ア ドゥ(原題:Joker: Folie à Deux)』。「フォリ ア ドゥ」はフランス語で、一人の妄想がもう一人に影響を与え、複数人で同じ妄想を共有する精神病の症状を意味している。

▼ホアキン・フェニックス トッド・フィリップスのインスタグラム(toddphillips)より

▼トッド・フィリップスのインスタグラム(toddphillips)より

フィリップス監督は、ガガとブラッドリー・クーパーが主演を務めた2018年の音楽映画『アリー/スター誕生』でプロデューサーを務めている。

現在36歳のガガは、女優としては、『マチェーテ・キルズ』(2013)で映画デビュー。初主演映画『アリー/スター誕生』(2018)でアカデミー賞主演女優賞にノミネート、同作の主題歌「シャロウ〜『アリー/スター誕生』愛のうた」でアカデミー賞歌曲賞を受賞。今年1月に日本公開された映画『ハウス・オブ・グッチ』の演技でも注目された。

シンガーとしては今年5月、トム・クルーズ主演の大ヒット中の映画『トップガン マーヴェリック』のために2年以上の制作期間をかけて書き下ろした楽曲「Hold My Hand」をリリース。現在は、7月から9月にかけて、ヨーロッパ、日本、北米を回るワールドツアー「クロマティカ・ボール」を開催中。8年ぶりとなる来日公演は、9月3日、4日に埼玉のベルーナドーム(西武ドーム)にて行われる。

▼レディー・ガガ「Hold My Hand」の予告編