『さいなら、BAD SAMIURAI』がカナザワ映画祭グランプリ、『ウルフなシッシー』がTAMA NEW WAVEにてグランプリほか3冠を達成した大野大輔監督の最新作『辻占恋慕』が、5月21日より公開される。このほど、本作の予告編と場面写真がお披露目となった。

本作は、平成から令和へと変わりゆく時代を生きる“持たざる者”たちの激苦な愛と青春のラプソディ。ロックデュオ「チカチーロンズ」のボーカル・信太はある日の対バンライブでギターの直也にドタキャンを食らわされる。路頭に迷う信太に救いの手を差し伸べたのはシンガーソングライターの月見ゆべしだった。売れない、金ない、時間ない、三十路同士の二人は共鳴し、やがて信太はゆべしのマネージャー、そして恋人となる。しかしメジャーに進出させたい信太と自分のスタイルを頑なに曲げないゆべしの溝は日に日に深まっていくばかりで…。

予告編は、ゆべし（早織）が「雨の日」（作詞作曲：西山小雨）を歌うシーンから始まる。平成から令和へと移りゆく時間の中で、ライブハウスで出会い、同じ夢を見ていたはずのゆべしと信太（大野大輔）。しかし「30歳、私はこわくてしょうがない」「彼女の才能を愛してるのか、それとも彼女を支える自分を愛してるのか」「くすぶったまま終わる気かよ」など心に刺さる台詞と共に、“青春の終わり”が映し出されていく。

場面写真には、才能・実力を兼ね備えたクセ者編曲家・一里塚郷（濱正悟）、世の中を達観したアイドル・菊池あずき（加藤玲奈）、ゆべしのレーベルメイトで演歌歌手の西園寺琴美（川上なな実）、ゆべしが所属するパピレスレコードの社長・ジェラルド為吉（堀田眞三）のほか、ゆべしと信太の友人らの姿が収められる。

『辻占恋慕』
2022年5月21日（土）より、新宿K’s cinemaほか全国順次公開
監督・出演：大野大輔
出演：早織　濱正悟　加藤玲奈　川上なな実　ひらく　福永朱梨　小竹原晋　堀田眞三
配給：SPOTTED PRODUCTIONS

【ストーリー】　ロックデュオ「チカチーロンズ」のボーカル・信太（大野大輔）はある日の対バンライブでギターの直也にドタキャンを食らわされる。路頭に迷う信太に救いの手を差し伸べたのはシンガーソングライターの月見ゆべし（早織）だった。売れない、金ない、時間ない、三十路同士の二人は共鳴し、やがて信太はゆべしのマネージャー、そして恋人となる。しかしメジャーに進出させたい信太と自分のスタイルを頑なに曲げないゆべしの溝は日に日に深まっていくばかりで…。

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