『青葉家のテーブル』の「北欧、暮らしの道具店」2年ぶり3作目の最新ドラマ『スーツケース・ジャーニー』が12月21日、22日に配信!

「フィットする暮らし、つくろう。」をテーマに、日々の暮らしに寄り添うさまざまなコンテンツを配信している「北欧、暮らしの道具店」による、初のオリジナルドラマ『青葉家のテーブル』、2作目『ひとりごとエプロン』から続く、2年ぶり3作品目となる新作『スーツケース・ジャーニー』が12月21日に前編、22日に後編がYouTubeにてプレミア公開(無料)されることが決定した。併せて、予告編、キービジュアル、場面写真がお披露目となった。

▼前編予告編

▼後編予告編

本作のテーマは旅と本。主人公・栞はずっと憧れだった場所へ大好きな本を持って出かける。栞が向かうのは「山の上ホテル」。出版社の多く建つ神田・神保町に近い立地柄から、川端康成、三島由紀夫、池波正太郎ら多くの作家に愛されたホテルだ。アール・デコ様式のレトロなデザインと真摯なサービスで、一度は訪れたい憧れのホテルとしても名高い、山の上ホテル全面協力のもと今回の撮影を行った。そしてこの旅のお供となる本は、梨木香歩のデビュー作で100万部を超えるロングセラーとなり、出版から14年後となる2008年には映像化された不朽の名作「西の魔女が死んだ」。「その時々で決めたらどうですか。自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。」など胸に響くフレーズが引用される。

主人公・小谷栞役は人気モデルとして数々の雑誌で活躍し「Netflix × Beams」など話題の広告や、マカロニえんぴつの最新曲「なんでもないよ、」のMVに柄本時生の相手役として出演し、癒しのスマイルが話題の在原みゆ紀。栞が滞在先で出会う淑女役には『Shall We ダンス?』で第20回日本アカデミー賞助演女優賞を受賞し、2021年度前期NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」での演技も話題となった草村礼子。栞が立ち寄るバーのバーテンダー役は国内インディーズ映画祭にて数々の賞を受賞した短編映画『はりこみ」で主演を務めた鳥谷宏之が扮する。

音楽は、映画『ロマンスドール』、『空白』などの映画音楽を手掛け、先日行われた第34回東京国際映画祭コンペティション部門で審査員をつとめた世武裕子。撮影は、あいみょん、BUMP OF CHIKENなどのMVや、佐藤健とシム・ウンギョンの共演が話題となったサントリーウイスキー「知多」など数々のCMを撮影している三代史子が務める。

■在原みゆ紀(小谷栞役) コメント
私は、栞を一言で表すと「べき人間」だと思っています。私自身も「べき人間」なんです。何をする時も「こうであるべき、こうするべき」が行動より先駆してしまいます。そんな栞が大好きな本の大好きなフレーズに後押しされながら、初めてのことにチャレンジしていく姿を演じて、私自身も成長したように思います。それと共に、旅が気づかせてくれる日々のちょっとした幸せや、本が自分のこころにそっと寄り添ってくれる温かさを演じていて感じました。栞を通じてたくさんの人が、しあわせな気持ちになってくれたら嬉しいです。そして世の中が落ち着いたら、お気に入りの本と共に旅にでようかな?と思うきっかけにもなったら嬉しいです。

■佐藤友子(エグゼクティブプロデューサー) コメント
「まだ別のドラマつくってたの?」と驚いてくださる方がいたら嬉しいです。「はい、つくっていたんです」そして「これからもつくっていこうとしています」と元気に答えたいです。映画『青葉家のテーブル』はゴールではなく、物語を通じてでしかお客さまと共有できないかもしれない「なにか」のために新しい、そして引き続き私たちらしいと感じていただける作品をつくり続けることをしたいと思ってきました。『スーツケース・ジャーニー』の原型となるアイデアはまさか世の中にこのような大きな変化が起きるとは知らなかった頃に思いついたものでした。でも今となり奇遇にも「ひとり旅」をテーマとしたこのドラマが、行動範囲の変化によって様々なフラストレーションを抱えてきたはずの多くの人の心をささやかにでも癒したり、ほかの誰かと自分を比べて疲れてしまった日に見返してもらえたり、育児や仕事など自分の役割を精一杯果たすために「今は」なかなかひとり旅が叶わないかもしれない人にとっての擬似トリップのような作品となることを願っています。そして20代だった頃に梨木香歩さん著の『西の魔女が死んだ』と出会い、小説に登場する数々の言葉に救われ、元気づけられてきた私は、ドラマをつくるにあたりこの小説との関わりをつくれたことを心の底から嬉しく思います。

『スーツケース・ジャーニー』
[前編]2021年12月21日(火)21時より配信
[後編]2021年12月22日(水)21時より配信
監督:大釜友美
エグゼクティブプロデューサー:佐藤友子
脚本:土門蘭 大釜友美 
撮影:三代史子
音楽:世武裕子
出演:在原みゆ紀 鳥谷宏之 草村礼子

【ストーリー】 初めてのひとり旅に出る主人公・栞(在原みゆ紀)。繰り返し読み込んできた小説「西の魔女が死んだ」を手に、お気に入りをスーツケースに詰め込んで向かった先は…。親友のナツとつい比べてしまう自分を持て余しながらも、自分の時間を取り戻していく栞の小さな悪戦苦闘とは。

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