Snow Man・ラウールの映画単独初主演作で、累計発行部数500万部突破の大ヒット少女コミックの実写映画化となる『ハニーレモンソーダ』が、7月9日より公開される。このほど、5月18日にユナイテッドシネマ豊洲にてハニレモ♡しゅわきゅんサマー開幕式が行われ、ラウール、吉川愛、堀田真由、濱田龍臣、坂東龍汰、岡本夏美、神徳幸治監督が登壇した。

本作で映画初主演を飾ったラウールは、「これを観てくれる人の反応がとっても楽しみでしょうがないです」とコメント。MCから「ちょっと緊張してますか？」との問いに、「めちゃくちゃ緊張してますよ。ガチガチです、マジで…」と苦笑した。

映画の感想について聞かれたラウールは「観るときはとにかく緊張で、恥ずかしくてしょうがなくて、ドキドキしてたんですけど。心がプルプルする感じで潤いました」と独特の感想を述べ、「僕の歳で言うのは信じられないかもしれないですけど、青春とはこのことなのかと、知れたような気がしました」とコメント。MCから「お若いじゃないですか？」とツッコまれると、「あんまりないタイプで（笑）。映画を観て、青春てイイなあ〜と、素直に思いました」としみじみ語った。

吉川はラウールとの共演について聞かれると「最初お会いしたときに、全然目が合わなかった」そうで、その後の撮影に不安を覚えたという。しかし「（ラウール演じる）三浦界のスイッチが入ると、私の目を真っ直ぐ見てくる。ラウールさんから三浦界に変わる瞬間が見られて、プロだなと思った」ことを明かした。これにラウールは「吉川さんもちょっと人見知りなんですけど、僕のほうが人見知りなんで…。すごい気を使わせてしまって、ごめんなさい…（笑）」とすまなそうに謝罪していた。

そんなラウールの現場での様子について、坂東は「気がついたら僕の膝の上に座って、指を触ってくるんですよ。一本一本（笑）。すごい可愛くてキュンキュンした」と、甘えん坊の一面を明かすと、ラウールは「心の距離が縮まったかなと思うと、そこにつけ込んでしまいました…」と苦笑いを浮かべていた。

『ハニーレモンソーダ』
7月9日（金）全国ロードショー
監督：神徳幸治
原作：村田真優「ハニーレモンソーダ」
脚本：吉川菜美
主題歌：Snow Man「HELLO HELLO」
出演：ラウール（Snow Man）　吉川愛　堀田真由　濱田龍臣　坂東龍汰　岡本夏美
配給：松竹

【ストーリー】　中学時代「石」と呼ばれていじめられていた自分を変えるため、自由な高校に入学した石森羽花（吉川愛）。そこで出会ったのはレモン色の髪をした三浦界（ラウール）。実は彼こそが、その高校を選んだ理由だった。みんなの人気者で、自由奔放で、何を考えているかわからない塩対応の界だが、なぜか自らを「石森係」と呼び、世話を焼いてくれるという不思議な関係に。そんな界にどんどん惹かれていく羽花。そして、界もまた羽花のひたむきさに、初めての感情が芽生えていた。二人の距離はどんどん縮まっていくが、実は界には誰も知らない秘密があり…。恋や友情に悩みながらも少しずつ変わっていく界、羽花、そして大切な友人たちの青春が羽ばたきはじめる。

©︎ 2021「ハニーレモンソーダ」製作委員会 ©︎村⽥真優／集英社