累計発行部数250万部を突破した紺野りさによる同名コミックを、美 少年/ジャニーズJr.の浮所飛貴主演、白石聖共演で映画化する『胸が鳴るのは君のせい』が、6月4日より公開される。このほど、本作の場面写真と、昨年10月に撮影が行われた現場での浮所と白石の様子がお披露目となり、併せて、オリジナルクリアファイル付きムビチケカード(前売り券)が、4月24日より発売されることが発表された。
本作は、転校生の有馬隼人と、有馬を想い続ける篠原つかさが繰り広げる、親友のように仲が良い友達への“片思い”を描いた青春ラブストーリー。
映画初出演にして初主演を任された浮所飛貴演じる有馬隼人は、普段はクールで飄々としているけれど、等身大の高校生らしく男友達同士の他愛もない会話で笑顔を見せることもあれば、ふとした瞬間につかさに対して優しい表情を見せるなど、相手との距離感やシチュエーションによって見せる表情が微妙に変化するキャラクター。クールさと明るさのさじ加減が鍵となる難しい役どころのため、カットがかかるたびに浮所は監督に声のトーンや表情、顔の向きや体勢、歩き方まで細かく相談をし、監督と二人三脚で“有馬隼人”という役を作っていた。また、役との向き合い方については「自分がどう映っているか第三者の方に見ていただくことも大切だけど、自分自身の演技を見ることで成長できることもあると思う。自分の演技を見て、違うなと思った部分があれば監督にお願いしてもう一回撮らせていただいたり、やるならとことん徹底的に詰めたいと思って取り組みました」と語るなど、本作に対する浮所の並々ならぬ熱量の大きさもうかがえた。
白石聖が演じる篠原つかさは、有馬に告白しあえなく玉砕してしまうも、決して諦めずに有馬を一途に思い続ける、真っ直ぐでピュアな魅力にあふれたヒロインだ。白石自身は、「少女マンガの王道のヒロインというよりも、かっこいいヒロイン。フラれても有馬を一途に思い続ける姿は、『ロミオとジュリエット』の逆バージョンに見えました」と自身の役を分析しながら、不意打ちの優しさにときめくきゅんとした表情や、片思いの切なさを思わせる儚げな視線など、恋するつかさの心の変化を絶妙に演じ分けていた。重要なシーンでは気持ちを切り替え、少し離れたところでじっと集中力を高める白石の姿は、演じるつかさの芯の強さと通じるよう。浮所と白石、それぞれが役へ込めた熱い思いから、原作のキャラクターの魅力はそのままに、映画ならではの要素も沢山詰め込まれた、有馬隼人と篠原つかさという愛されるキャラクターが生み出された瞬間であった。
4月24日に発売されるムビチケカード(前売り券)の特典は、有馬とつかさの恋する表情を収めた「ドキドキを挟み込む!胸が鳴り止まない♪オリジナルクリアファイル」。クールで優しい有馬と明るくしっかり者のつかさ、二人の眩しい笑顔が1枚のクリアファイルに収められた特別デザインになっている。全国合計2万枚の限定特典だ。
『胸が鳴るのは君のせい』
6月4日(金) 全国ロードショー
監督:髙橋洋人
原作:紺野りさ「胸が鳴るのは君のせい」
脚本:横田理恵
音楽:KYOHEI(Honey L Days)
主題歌:美 少年/ジャニーズ Jr.「虹の中で」
出演:浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.) 白石聖 板垣瑞生 原菜乃華 河村花 若林時英 箭内夢菜 入江海斗 浅川梨奈 RED RICE(湘南乃風)
配給:東映
©2021 紺野りさ・小学館/「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会