究極のカルト映画の釣鐘形宇宙船や「クー」がアニメならではの映像で登場!『クー!キン・ザ・ザ』予告編

1989年、2001年、2016年と3度劇場公開され、「クー!」という意味不明な言葉で多くの熱狂的なファンを生んだゲオルギー・ダネリヤ監督作『不思議惑星キン・ザ・ザ』を、ダネリヤ監督が自らアニメ化する『クー!キン・ザ・ザ』が、5月14日より公開される。このほど、本作の予告編がお披露目となった。

社会主義体制の真っ只中で制作されたカルトSF映画の傑作として世界中で多くのファンを生んだ実写版『不思議惑星キン・ザ・ザ』を、レトロ感溢れながらSFタッチの未来を感じさせるアニメで再構築した本作。

「キン・ザ・ザ」と言えばこの言葉!という「クー」から始まる予告編では、実写版の象徴とも言える釣鐘形宇宙船も3Dグラフィックスを交えて独特の浮遊感で登場し、実写版の音楽も担当したギア・カンチェリのサウンドトラックが鳴り響く。

『クー!キン・ザ・ザ』
5月14日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
監督:ゲオルギー・ダネリヤ
共同監督:タチアナ・イリーナ
音楽:ギア・カンチェリ
声の出演:ニコライ・グベンコ イワン・ツェフミストレンコ アンドレイ・レオノフ
配給:パンドラ

【ストーリー】 著名なチェリストのチジョフとDJ志望の青年トリクは、雪に覆われたモスクワの大通りでパジャマ姿の裸足の宇宙人と遭遇する。そして思いがけずキン・ザ・ザ星雲の惑星プリュクにワープしてしまう。そこは見渡す限りの砂漠に覆われ、身に着けるズボンの色によって階級が分かれた場所だった。ほとんど「クー!」(名詞・形容詞・副詞・感嘆詞など)しか言葉が存在しない異星人たちを相手に地球に帰ろうと二人は奮闘を始めるのだった。

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